アバルトの毒は快感への入り口【カーセンサーEDGE 4月号】
カテゴリー: 編集部からのお知らせ
タグ: アバルト / ハッチバック / オープンカー / 124スパイダー / 595 / 695トリブートフェラーリ / プント / EDGEが効いている
2022/02/26
車好きに覚醒させる希少なブランド
アバルトは非常に珍しいブランドです。スポーツカーのような絶対的な運動性能や速さがあるわけではないのに「走りが刺激的」だとたたえる人が多く、新車、中古車で常に安定した人気を誇っています。
一人の偉人が会社を立ち上げ、その後レースで知名度を上げていく。この流れは多くのスポーツカーメーカーと同じです。ブランド設立時から守り続けられている哲学がある点も同様です。
しかし、アバルトは車にさほど興味がない人を趣味へと引き込み、車好きはよりディープな世界へ誘うという、車好きを覚醒させる要素がとても強いブランドなのです。愛らしいルックスのどこに人を痺れさせる「毒」が隠れているのでしょうか。
今回の特集テーマはそのアバルトの「毒」を解明することです。
例えば現在、フィアット 500ベースの595が3グレード(カブリオを入れると4グレード)用意されていますが、その「毒」にはどんな違いがあるのでしょうか?
また、595や695という車名の由来は? そして過去モデルからは何を受け継いでいるのでしょうか?
アバルトをこよなく愛するオーナーたちは、どんな魅力を感じているのでしょうか?
このあたりをひもときながらアバルトがもつ「毒」の真相に迫っていきます。
もちろん、中古車としても魅力的な選択肢であるアバルト 500、595に加え、595と695に設定された人気の限定車、今は新車販売していないオープン2座モデルなどについても解説していきます。
創始者カルロ・アバルトが1949年に生み出した猛毒。今特集では解毒剤はご用意しておりませんので、お気をつけてその味を堪能してください。