女優・前島亜美さんが乗ってみたいのはレトロかわいい日産 パオ! 選んだワケは、家族がきっかけ?
2022/07/08
前島亜美 ×日産 パオ
雑誌版「カーセンサー2022年8月号」では、女優や声優として活躍されている、前島亜美さんへのインタビュー記事を掲載しています。
WEBでは、紙幅の関係で掲載できなかった写真やエピソードも加えてお届け!
前島さんがご指名した車は、実はご本人よりも先輩(!)の、日産 パオ!
インタビューでは、その理由や大切なご家族のこと、免許を取得したらやってみたいことなどを詳しく聞いてきました。理想のカーライフについて語る姿、必見です!
女優・声優
前島亜美
まえしま・あみ/1997年、埼玉県出身。2010年にアイドルグループのメンバーとしてデビュー。2017年にグループを卒業した後は、映画や舞台、バラエティ番組でのMCなど様々な場面で活躍中。また、アニメ&アプリゲーム『バンドリ!ガールズバンドパーティ!』『D4DJ』『古見さんは、コミュ症です。』などに声優として出演。マルチな才能を発揮している。公式YouTubeチャンネルの登録者数は21万人を突破した。
かわいいパオにくぎ付け! 思い出の日産車を語ります
はい。私が97年生まれなので生まれる前です。今回好きな車と写真を撮っていただけると聞いて、日産車でかわいらしい車がいいなと思ってカーセンサーで探していたら……「なんだこのかわいい車は!」っていう衝撃の出合いでした。コンパクトでレトロな見た目に惹かれました。
私が幼い頃、父がスカイラインに乗っていたんです。車もバイクも好きな父の趣味の棚にはスカイラインのフィギュアも飾ってあって、愛が伝わってきて(笑)。私もスカイラインで窓を開けて風を感じるのが大好きでした。妹が生まれたタイミングでセレナに乗り替えたんですが、やっぱり日産車。そんなわけで、日産車に思い入れとあこがれがあるんです。
覚えてます!……えーっと(カーセンサーをパラパラめくり)、これです、これの黒。
すごくテンションが上がりました。乗り込んでみると思ったよりも視界が低くて包まれるような感じがいいですね。今の車ではあまり見ないレバーやスイッチがレトロで、何よりも窓がレバーをクルクル回して開けるタイプ! 小さい頃乗せてもらった祖父母の車がそうだったので、思い出深くて感動しました。クリーム色っぽいボディカラーもかわいいなと思いました。
はい、やっぱり淡い色が好きですね。あとは寒色系も好きなので、いつか自分の車が持てたら、今日のパオみたいなクリーム色か、水色やグリーン系の淡い色がいいなと思います!
本当は2020年に取ろうと思ってたんですが、自粛もあったりしてタイミングを逃してしまって。今日実物を見てホントに欲しくなってしまって(笑)。今度こそパオを目指して免許を取ろうって思いました。
はい。もともとちょっと古風なというか、和の文化や古いものが好きなので、パオにすっかりはまってしまって(笑)。レトロな車いいなって。
一番はコストコに行ってみたいです。古風とか言っておきながら、全然古風でも和でもないんですけど(笑)。YouTubeの「コストコでいっぱい買ってきました!」みたいな動画を見てすごく行きたくて。でもやっぱり車必須の場所なので、今日まではコストコに行くために免許を取りたいと思っていたくらい。でも今日から、パオに乗るために免許を取りたいって思います! パオを運転してコストコに行きたいですね。
すっごい大きいクマのぬいぐるみも気になりますし、料理も好きなので食材もゆっくり見て回りたいですね。
はい! それから、群馬に焼きまんじゅうを買いにも行きたいです。
ご存じないですか? 群馬の名物なんです。あまじょっぱいタレがこんがり焼けて、おいしいんですよ。おばあちゃんの実家が群馬なので、子供の頃からよく買ってきてもらって大好きで。都内で売っていないのでお取り寄せもしてみたんですけど、やっぱり自分で運転して本場の群馬まで買いに行って食べたいです。
そうですね、ぜひ行きたいです。あとは埼玉にいる姉が初めての出産をしてめいっ子ができたので、自分で運転して会いに行きたいなと思います。
はい、3姉妹の真ん中です。2歳年上の姉が最近免許を取りまして、埼玉の姉の家から都内の私の家まで運転して遊びに来てくれたりするんですけど、ちっちゃい頃から一緒にいる身としては、姉が運転してるってすごく不思議な気がして(笑)。
そうなんですよ! なんかかっこいいな、って。だから私も負けずに免許を取りたいなって思います。
もちろん友だちとも旅行に行きたいですし、それから地方公演だと半日とか1日お休みということがあるので、そういう時間にしゅっとレンタカーで足を延ばして、1人でも充実した時間が過ごせるといいなって思います。
今年の秋冬には時間ができそうなので、今年こそは本当に行くつもりです!
はい。これから稽古が始まるのですが、海外の戯曲なので、翻訳していただいた台本を稽古に向けて読んでいるところです。今日パオに出合ってしまったので、がんばらないと!
実はそれほど切り替えている意識はなくて、いつも初心者というか、どれも学ぶ気持ちで日々過ごしています。種類の違うお仕事だと求められることも違いますし、自分の目標も変わってきたりもするので、いろんなことができるのはすごくおもしろいなと思いますね。
そうですね、舞台に関していえば、ずっと女優さんを極めてこられた方とは自分はちょっと違う存在なので、コンプレックスというか、よりがんばらなきゃ! っていう気持ちがあったんです。でも、とある、お笑いから舞台、音楽などマルチに活躍されている方と舞台でご一緒した時に、「いろんなことをやってきた我々だからこそ表現できることがあるはず」って助言をいただいて。すごく気持ちが楽になったというか、これからもいろんなことをがんばっていこうって思えたんです。今回の舞台も、今までの現場で学んできたことと、自分の今の目標を持って、集中してがんばるようにしています。
小川さんにはずっとあこがれていまして、いつかご一緒できたらいいなと思っていました。小川さんの作品を見に劇場に通ってたりもしたので、今回ご一緒できるのは光栄でうれしいなという気持ちと、それ以上に不安や緊張する気持ちもあるんですけど、すごく学びある現場だと思うので、集中してがんばって、楽しみたいなと思います。
舞台「ダディ」に出演!
昨年のトニー賞で12部門にノミネートされた「Slave Play」を手がけた劇作家ジェレミー・O・ハリス氏の作品。人種やセクシュアリティ、家族、格差社会といったテーマをリアルな会話で鋭く描いている。本公演が日本初演となる。
日時:7月9日(土)~7月27日(水) 東京グローブ座(東京)
8月5日(金)~8月7日(日) COOL JAPAN PARK OSAKA TT ホール(大阪)
詳細は公式ホームページをチェック!
インタビュアー
竹井あきら
自動車専門誌『NAVI』編集記者を経て独立。雑誌や広告などの編集・執筆・企画を手がける。プジョー 306カブリオレを手放してから次期愛車を物色しつつ、近年は1馬力(乗馬)に夢中。