アニメ界とのコラボ続々。今度はトヨタがSTUDIO 4℃と作品を発表
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2012/04/05
続々とアニメ界とのコラボを実現する自動車メーカー
トヨタ自動車は2012年度の新ウェブプロモーションとして、「PES: Peace Eco Smile」」シリーズを展開することを発表しました。独特の世界観とアニメ技術で多くの作品を生み出している“STUDIO 4℃”とトヨタがコラボレーションしオリジナルアニメーションを制作し、3月22日からPESのスペシャルサイトで公開しています。
アニメ業界とのコラボレーションはプロモーション手法のひとつとして、近年様々な業界で盛んに行われています。そんな中、自動車メーカーも続々とアニメとのコラボレーションを試みています。
2012年1月から3月まで放送していたテレビアニメ「輪廻のラグランジェ」に登場するロボットのデザインはLAGRANGE meets NISSANプロジェクトを通して日産自動車が提供したもので、大きな話題になりました。
また、昨年は富士重工業株式会社とGAINAXによるアニメプロジェクト「SUBARU x GAINAX Animation Project」第1弾作品として「放課後のプレアデス」というウェブアニメーションがYouTubeで配信されました。
こちらはバイクになりますが、ホンダも新鋭アニメーターとコラボし、OVA作品「わんおふ-one off-」を2012年に発売する予定です。
さらに、米国ではマツダ「CX-5」の発売に合わせ、3Dアニメ映画とタイアップしたCMを展開し話題になりました。ちなみにこのCMには、実車ではなく、アニメに合わせてデフォルメされたCX-5が出てくるという斬新な作りになっていました。
若者の車離れが叫ばれる昨今において、アニメーションを通じて車をもっと身近に感じてもらいたいというメーカーの強い想いを感じることができます。こうした取り組みによって、確実に自動車メーカーの存在を若い人たちにもアピールできているはずです。次はどんなコラボレーションが見られるかとても楽しみです。