【GWにオススメ】大人も子供も夢中になる“お宝”が4000点以上!リニューアルしたトヨタ博物館がスゴイ
カテゴリー: レース&イベント
タグ: トヨタ / 自動車関連施設 / 自動車関連のイベント / ぴえいる
2019/04/28
鑑定士に「いい仕事してますねー」と言われそうなお宝が約4000点展示
人気テレビ番組『開運!なんでも鑑定団』で特番が2本は組めそうなお宝約4000点が展示されたトヨタ博物館の「文化館」。
1989年にオープンしたトヨタ博物館だが、2019年4月にリニューアルオープンし、約140台の実車を展示する「クルマ館」と、今回紹介する「文化館」に分かれて展示されることになった。
同館が開館する約30年前、その準備として世界中にスタッフが散らばって集めてきたミニカーやポスター、おもちゃなど自動車文化の関連資料は、書籍・雑誌・カタログだけで約20万点、その他にも約1万5000点もあるという。
ところが当初は実車をメインに展示していたため、これらの文化的資料は企画展や小さなコーナー展示などでしか日の目をみていなかったそうだ。
こうした車文化資料を、リニューアルによってようやく我々も見ることができるようになったというわけだ。では具体的にどんなものが展示されているのか? 早速写真で見ていこう。
イギリス貴族が旅のお守りとして付けたのがマスコットの始まり
車のボンネット・マスコットは、イギリスの貴族がブロンズ製の旅の守護聖人・聖クリストファーを自分の1899年製ダイムラーに付けたのが始まりとされている。
1920年頃になるとお守りやファッション、自己表現の一環としてマスコットを付けることがブームに。
メーカーが標準装備やオプションで用意したり、高級アクセサリーショップでも販売されるほどに。
空き缶から作られたおもちゃから最新ゲームまで約640点
日本で戦後に誕生した自動車玩具やゲームなどが約640点展示されている。
1950年代に欧米向けに輸出された日本製のブリキ製玩具なんて、『開運!なんでも鑑定団』の鑑定士でも有名な北原照久さんが見たら、いくらで鑑定するんだろう……。
世代によって「おー! これは!?」となる玩具やゲームが違うので、親子で楽しめる展示エリアだ。
切手に雑誌、マンガ、カーバッチ、ポスター……とまだまだタップリ
何しろ先述したように展示品が約4000点。
中には世界初の自動車の切手や世界初の自動車雑誌、世界初のモーターショーのポスター……と「世界初」がいくつも散見される。
またカーバッジのコーナーでは、すでに消滅して今では貴重なメーカーのカーバッジも飾られている。
このようにたくさんの文化的資料が展示されている「文化館」だが、上記のとおり、同博物館が収集した点数は現在展示している数の約50倍もある。
そこでポスターは3ヵ月ごとになど、定期的に入れ替えたり、企画展を年2、3回開くことで、所蔵している資料を今後もできるだけ展示していくそうだ。
また館内には来場者アンケートで「こんなモノが見たい」など要望を書けるコーナーもあるので、みんなの意見次第で今後展示内容が変わる可能性もある。
それにしても総額でどれくらいのお宝なのか、どれが一番高値なのか。
一応聞いてみたが、いずれも非公開という回答だった。
個人的にはルネ・ラリックが製作したガラス製のボンネットマスコットあたりが怪しいと思ったが(ルネ・ラリックは『開運!なんでも鑑定団』で度々登場する有名なガラス工芸家)、みなさんはどうだろう?
このゴールデンウイークにぜひ一度訪れて確かめてみてほしい。
●トヨタ博物館
[住所]愛知県長久手市横道41-100
[電話]0561-63-5155 ※ご見学・お問い合わせ専用
[開館時間]9:30~17:00 (入館受付は16:30まで)
[休館日]月曜日(祝日の場合は翌日)年末年始 ※GW(4/27~5/6)は休まず開館
[入館料]大人1000円・中高生600円・小学生400円・未就学児無料
ライター
ぴえいる
『カーセンサー』編集部を経てフリーに。車関連の他、住宅系や人物・企業紹介など何でも書く雑食系ライター。現在の愛車はルノーのアヴァンタイムと、フィアット パンダを電気自動車化した『でんきパンダ』。大学の5年生の時に「先輩ってなんとなくピエールって感じがする」と新入生に言われ、いつの間にかひらがなの『ぴえいる』に経年劣化した。
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