新型プリウスやグリップスコンセプトなど日本車はフランクフルトモーターショーでも存在感を発揮
カテゴリー: レース&イベント
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2015/09/19
▲フランクフルトモーターショー2015でデビューを飾った新型プリウス。熱効率が40%以上になったエンジンなど、さらなる燃費向上は間違いない。他にも日本車のブースには注目モデルが多かった
多様なラインナップで、気を吐いた日本車ブース
欧州三大自動車ショーのひとつであり、2年に一度開催される世界最大規模の自動車ショーである、フランクフルトモーターショー。今年は現地時間で9月15日に開幕し、27日まで行われる。地元ドイツ勢が強い印象だったが、日本車も負けてはいない。あの新型車のお披露目から超個性派のコンセプトカーまで、アウェーだと感じさせないラインナップを展開した。その中でも世界初公開となった要注目モデルを紹介する。
▲2014年のパリモーターショーで登場したプリウスベースのSUV、C-HRコンセプトが5ドアになって登場。より市販化に近づけたデザインスタディに仕立てられた。軽快かつ力強いトヨタ独自のデザインとなっている。2016年3月のジュネーブモーターショーで市販版が発表される見込みだ
▲日産ブースでは、クロスオーバーのスタディモデル、グリップスコンセプトが初公開された。コンパクトクロスオーバーの性能と実用性、スポーツカーのワクワク感を表現。パワートレインはモーターで、駆動に必要な電気はガソリンエンジンで発電するハイブリッドEVシステムが採用されている
▲日産のプレミアムブランドにあたる、インフィニティからはコンパクトモデル、Q30が世界初出展。デザイン優先をうたっており、彫刻的なエクステリア、左右非対称のインテリアなどがインパクト大。同ブランドの戦略モデルとして、2015年末に市販化される予定だ
▲ホンダブースでは、ユニークなコンセプトカー、Honda Project 2&4 powered by RC213Vが登場。60年代のF1マシンをモチーフに、フレームとボディカウルを組み合わせたボディ構造など、二輪車の要素も盛り込まれる。エンジンは二輪車用の1L V4で215psを発生する
▲スカイアクティブと魂動デザインで日本のみならず欧州でも人気のマツダでは、クロスオーバーのコンセプト、越(KOERU)がワールドプレミア。野生動物のような生命感のある造形を追求しながらも研ぎ澄まされた品格が表現され、魂動表現の進化が図られている
▲スズキは新型車、Baleno(バレーノ)を発表。デザインや実用性、走行性能、環境性能に優れたコンパクトモデルだ。ゆとりのある前後席空間とBセグメントハッチバッククラスでトップの荷室容量により、長距離移動でも快適な車が目指されている。2016年春より欧州で販売開始予定
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