オートサロン特設会場でD1GP デモラン開催!

1月11、12、13の3日間、幕張メッセで開催された東京オートサロン2008 with NAPAC。カスタム/ドレスアップカーの祭典の中でもひときわ目を惹いたイベントが『2008 D1 GRAND PRIX KickOff Demo Run』だろう。

3日間のイベント会期中に、合計6回のデモランが行われ、うち4回はトップドライバー8名による追走形式の模擬トーナメントが開催された。取材したのはプレスデーの11日金曜日。幕張メッセに併設されている西駐車場が特設コースとなった。2台がギリギリに並べるか、並べないかといった具合の狭いコース幅。そこで2台の距離わずか数十センチほどの超接近戦が行われた。

各対戦で本番さながらのドッグファイトが行われた結果、決勝の対戦は2007年度のシリーズチャンピオン川畑真人とランキング2位の熊久保信重。両者一歩も譲らず、2度の“もう一回”の末、同時優勝という結果になった。
D1 グランプリ 決勝1

また、11日はプレス向けに同乗試乗も行われた。同乗させてもらえたのは、“ミスター・ツアラーV”こと高橋邦明がステアリングを握るJZX100チェイサー。「外から見ていると、音や砂埃、煙に圧倒されてドキドキ、そしてぶつからないかとハラハラしてたんですが。乗ったら、平面のジェットコースターに乗っているような、それが横に滑りながら動いているような、そんな不思議な感覚。ハマってしまいそう!」とは初めての“ドリフト”体験だった本誌・子安の感想だ。
D1 グランプリ 同乗試乗

2008年度のシリーズは、3月29日・30日に福島県エビスサーキットから始まる。コースを周回する一般的なレースとは異なり、目の前で終始バトルが行われるのがD1の特徴だ。また、“ドリキン”土屋圭市氏をはじめとする各審査員とMCである鈴木学氏との掛け合いも忘れてはいけない。一度パフォーマンスを見ればやみつきになるはず。足を運んでみてはいかが?

<カーセンサーnet編集部・フクダ>