12月1日(土)、東京都新宿区の明治神宮外苑で「トヨタ博物館クラシックカーフェスタ in 神宮外苑」が開催される。クラッシクカーのパレードや車両展示、稀少車種の乗車撮影会などが行われる。

同イベントは、自動車文化の継承・発展と自動車ファンの交流を目的に、トヨタ博物館が主催しているクラシックカーイベントだ。明治神宮では2007年から開催されており、6回目となる今年はトヨタ創立75周年を記念した企画も用意。1936年に登場したトヨタ初の量産車「トヨダAA型乗用車」を中心に「ダットサン 16型 セダン」や「プジョー 402」など往年の名車を展示したり、トヨタの主要車種約700台が掲載された「車両系統図」などを紹介する「トヨタ自動車75年史」コーナーなどが特設される。

イベントの目玉は約100台によるクラッシクカー・パレード。1960年式のクラウンRS21型が先導車となり、イベント参加者所有の日米欧のクラシックカーが明治神宮外苑の聖徳記念絵画館前を出発。銀座中央通りや祝田橋などを経由する約11 kmのコースを走り、再び聖徳記念絵画館前に戻ってくる予定だ。なお、これらの車両は走行後、会場に展示される。

他にも、1965年に登場した大衆スポーツカー「トヨタ スポーツ800」と、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』でタイムマシンとして登場した「デロリアン DMC-12」も展示される。この2台は乗車しての記念撮影も可能だ。

入場料は無料で事前手続きは必要なし。雨天決行だが、荒天などで変更、中止となる場合もある。

2011年に行われた「トヨタ博物館クラシックカーフェスタ in 神宮外苑」の様子。前回も約100台のクラシックカーが明治神宮外苑に集結した

2011年に行われた「トヨタ博物館クラシックカーフェスタ in 神宮外苑」の様子。前回も約100台のクラシックカーが明治神宮外苑に集結した

メイン会場は明治神宮外苑の聖徳記念絵画館前。交通安全体験コーナーやトヨタ博物館のミュージアムショップなども開かれる

メイン会場は明治神宮外苑の聖徳記念絵画館前。交通安全体験コーナーやトヨタ博物館のミュージアムショップなども開かれる

トヨダAA型乗用車のレプリカ。当時流行していた流線型のスタイルを採用した名車。当日は展示だけでなく実走行も行う

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