8月15日富士スピードウェイにて開催された『2007年8月 K4-GP富士1000km』の模様を(レース編)、(イベント編)の2回に分けてお送りします。

K4-GPとは、軽自動車を中心とした耐久レース。毎年8月15日に開催されています。
カーセンサーではこのイベントに昨年から参戦しています。
関連企画として、今年の冬に
『ごっぱちアルトで挑戦! セパン24耐』
というのもありました。

※知らない人に補足
  ↓ ↓
【ごっぱちアルトとは】
編集部が車両価格5万8000円で買ってきたH7年式のスズキアルトです。なるべくお金をかけず、この車両をレース仕様に仕上げて'07年2月に開催されるセパン24耐に参加しました。
【セパン24耐とは】
正式にはK4-GPセパン24時間耐久レース。モータースポーツを徹底的に楽しみたい、とのコンセプトのもとマッドハウスオートクラブが主催し01年から開催されている軽カー中心の耐久レースシリーズ。改造範囲はほぼ自由でほとんど手作りのマシンもいる。

それではまず、初心者的ルール説明
『K4-GPとは』
・朝8:00から夕方6:00までの10時間の耐久レース
・トップが1,000km(222周)走るかスタートから10時間を経過した時点でチェックアウト
・今回の参加台数は127台
・さらに支給されるガソリンの上限(100㍑)が設けられているため、参加者は燃費を計算した「エコラン」をする必要がある
・また、改造に関しては参加者の自由意志を尊重し、どんな車を作って来てもどこかのクラスに当てはまるという独自色を出している

では、ここからは当日の様子を写真を交えて実況風にお伝えします。

これが我が編集部の福田が所属するTeam Tsubo8 Racingのマシーン「ごっぱちアルト号」です。
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ピットイン、「オーライ、オーライ」
ちなみにピットロードでは制限時速60km/hと定められています。
それを破るとペナルティーとして罰金\5,000‐也
※今回その罰金は、新潟中越沖地震の義援金として寄付されるそうです。
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ドライバーチェンジの風景。
約90分に及ぶ灼熱地獄から生還、と思いきや次のドライバーに車のエンジンの状態やタイヤの減り具合など、細かな情報を迅速かつ正確に伝達しなければなりません。
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サインボードだって手づくりです。お風呂場で使うマットを黒のガムテープで覆い、
イエローのカラーテープで文字を表現しています。リサイクルリサイクル。
低予算に負けるな!Team Tsubo8 Racing
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「気づいてぇ~」 ピットウォールからメッセージを送るメンバー。
さっきのお風呂場のマットは、まさか自分がこんな形で活躍するとは思ってもみなかったでしょう。
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10時間に及ぶ耐久レース。なかなかすんなりはいかない。途中エンジントラブル発生!!
エンジンのタペットのネジが飛んでしまったのが原因。
Team Tsubo8 Racingキャプテンのメカニック坪内さん、孤軍奮闘です。
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ここでおよそ30分のロス、これはかなりの痛手です。果たしてこのあとどう挽回するのか!?

次週、パート2をお楽しみに!!
<カーセンサーnet編集部・山口>