東京モーターショー2009|日刊カーセンサー

学生の感性を形に、3種類のモデルを出展

P70t CONCH フロントスタイル|日刊カーセンサー
P70t CONCH リアスタイル|日刊カーセンサー クレイモデル|日刊カーセンサー

PHIARO(フィアロ)グループとは、「創業以来、70年に亘り、多くのアイデアやイメージをかたちにし、様々な分野の新商品開発に貢献をし続ける」独立系デザイン会社。「フィアロデザインチャレンジ2009」と称し、近未来のモビリティをテーマに多くの学生たちに斬新なアイデアを募った。東京モーターショーには、その中から形にされたランニングプロト1台とスケールモデル2台が持ち込まれた。

P70t CONCH(写真左、右上)は東京コミュニケーションアート専門学校の作品。コンセプトは、都市型Public Vehicle。車とモバイル技術の融合を目指した3人乗りの小型電気自動車だ。ケータイ端末さえ持っていれば、ドアのロック/アンロック、ドライバーの体格に合わせたポジションに自動的にセッティングされる。未来における電気自動車の様々な可能性を提案するスタディモデルだ。

その他、折り畳み自動車がコンセプトのXFVも1/3スケールモデルが展示されている。X型に組まれたフレームの開閉により、トレッドやホイールベースが可変、ナローで1名、ワイドトレッドで2名乗車が可能だ。 また、既成概念を取り払い、自由な発想による斬新なデザインが追求されたBellodiaのクレイモデルも展示されている。