プシューと車内根こそぎ消臭![カーオール 消臭ナノエア 車内拡散 無香料]
カテゴリー: ガジェット・パーツ
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2014/03/03
「カーオール 消臭ナノエア車内拡散」は消臭成分を噴霧するタイプの消臭剤。軽自動車からミニバンまで、これ1個で対応する
消臭成分のナノ粒子が入り込まないよう、オーディオやナビ、ETC車載器などのデジモノにはビニールなどをかぶせてマスキングする
缶を置く場所は助手席の足元。助手席は一番後ろにスライドしておく。缶の上部は70cm以上のクリアランスを確保する
噴霧は最初の1~2分間。その後は噴射された消臭成分のナノ粒子が車内循環の送風に乗ってシートや天井、内張りなどへ浸透し消臭する仕組み
使用する前に電子機器などをマスキング
どんなにスバラシイ車でも車内が臭かったら台無し。デートで幻滅されたり家族に文句を言われたりしても仕方ありません。そんなことにならないよう、ナノ粒子が繊維の奥まで消臭するという「カーオール 消臭ナノエア 車内拡散」の無香料タイプを試してみました。
消臭の元となるナノ粒子の主成分は酸化亜鉛。酸化亜鉛には止血や沈痛、防腐などの効果があり、化粧品や医療品などにも使用されています。消臭ナノエア車内拡散は容量40mlの小さな缶に入っており、ボタンを押すと噴射口から消臭成分が吹き出す仕組みになっています。
さっそく準備に取りかかります。
まず、飲食物やぬいぐるみ、そしてティッシュなどを車内から運び出しておきます。そして、オーディオやETC車載器、レーダー探知機などのデジタルグッズにビニールをかぶせ、消臭剤がかからないようにしておきます。今回はビニール袋と輪ゴム、梱包テープを使ってマスキングしました。少々面倒ですが、それだけ効果も期待できるというものです!
また、缶を置く場所も大切です。噴霧された霧が1ヵ所に吹き付けられて内装や天井が濡れたりしないようにしなければなりません。缶の上部に70cm以上の空間があることを確認しましょう。
15年落ちの中古車の臭いが消えた! 残り香も気にならない
ボタンを押して消臭剤を拡散させる前に、エアコンはオフ、インパネのエアコン吹き出し口を開放しまっずぐ向けます。そして内気循環にしてファン風量を最大に。試用時はエアコン操作部までビニールで覆ってしまったので、いったん、マスキングを剥がさなくてなりませんでした。完全に二度手間…。ご注意を!
さて、気を取り直して準備が整ったところで、缶上部のボタンを押して噴霧スタート。勢いよく霧が吹き出してきます。もくもくとした煙ではなく、薄い霧状の粒子なので、見た目の派手さはありません。ドアを閉め切って約5分間、消臭剤が車内に広がるのを待ちます。
缶から消臭剤の霧が出ているのは最初の1~2分間。その後は、噴射された消臭剤が内気循環の風に乗って車内のシートや繊維の奥まで届けられるようなイメージです。5分ほどたったところでドアを全開。ここから最低5分間は換気して、あとはマスキングしたビニールなどを剥がせば作業完了です!
さて、結果は…?
今回、試用に使った車は15年落ちのドイツ車。禁煙車だったので、そこまで臭うわけではありませんでしたが、15年もたてば言わずもがな、色々な臭いが染みついています。そして、古いドイツ車ユーザーにはご理解いただけるかと思いますが、内装の素材に起因する独特の臭いもあるのです。そんな臭いも含めほとんど気にならなくなりました! とってもフレッシュです♪
そして、もうひとつ消臭で気がかりだったのは、無香料とはいえ、消臭剤そのものの香りが残ってしまわないかということ。この点、換気の段階では残り香を感じましたが、それもすぐに落ち着きました。
試用後の印象はグッド。車内の空気はスッキリ爽快! それなりの時間と手間をかけたかいがありました。車内の臭いはどうしても気になるもの。ぜひ一度、試してみてほしいアイテムです。