先日、ダンロップより、氷上性能を高めたスタッドレスタイヤの新ブランド「WINTER MAXX(ウインターマックス)」が発表されました。

「WINTER MAXX」は、新開発の「ナノフィットゴム」と「MAXX シャープエッジ(ミゾ形状)」により、凍結路でのブレーキ性能を従来品より11%向上させたというもの。また、雪上・ウェット・ドライ路面に強いパターンデザインが採用されています。

最近の車の高性能化には著しいものを感じますが、車に装着するタイヤも着実に進化をとげているんです。

スタッドレスタイヤというと、”雪道走行”というイメージのある方も多いのでは? スノーボードやスキー、温泉旅行へお出かけの際に装着するのはもちろんなのですが、雪が降らない地方だからといって油断は禁物。気温が下がることにより、雪がなくても路面は凍結をおこし滑りやすくなるんです。

凍結路では、乾燥路と比較すると約5倍~8倍も滑りやすくなるといいます。路面が滑りやすくなるのは、凍結路面の表面にできる水膜の影響です。その路面の水膜を除去しタイヤを路面に密着させるよう、特殊なゴムを使用しミゾの形状を工夫してあるのがスタッドレスタイヤです。

「WINTER MAXX」のほかにも、ブリヂストンの「BLIZZAK」、ヨコハマタイヤの「iceGUARD」、トーヨータイヤの「WINTER TRANPATH」、ミシュランの「X-ICE」など、各社からスタッドレスタイヤが発売されています。まだ残暑厳しいなかで、冬の話をするのも早すぎる感がありますが、この冬に向けてのスタッドレスタイヤの発表がこれから続きます。まだまだ先と思わず、今年の冬に向けて、ぜひ最新のスタッドレスタイヤ情報をチェックしてみてください。

ダンロップ 「WINTER MAXX」
http://tyre.dunlop.co.jp/tyre/lineup/studless/wintermaxx/index.html

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Text/カーセンサー編集部

ダンロップ WINTER MAXX(ウインターマックス)

ダンロップ WINTER MAXX(ウインターマックス)