エンジンのビタミン…添加剤でスタミナUP！

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2012/07/09

エンジンのビタミン…添加剤でスタミナUP！

疲れが貯まってきた多走行車のエンジンに喝！

エンジンオイルやガソリンに混ぜて、潤滑性能や清浄性能、燃焼効率をアップしてくれる添加剤。人のカラダに例えるなら、健康を維持し、パワーを回復してくれるサプリメントのような存在です。燃料やオイルに添加剤をプラスすることで、ちょっとくたびれてきた愛車の走りが俄然リフレッシュ！

人間の心臓や関節の機能が加齢とともにどうしても衰えていくように、実はエンジンもならし運転が終了した時点をピークとして徐々に性能ダウンしていきます。これは摩耗によってエンジン内の隙間が大きくなり、圧縮が弱くなったり、ガタが出てくるのが原因。汚れの蓄積によって抵抗が増えたりもします。いわば中年男性の血管に溜まったコレステロールみたいなものです。

老化を防ぐサプリメントよろしく、添加剤にも多走行車専用のものがあることはご存じでしょうか？最近のエンジンオイルは抵抗を減らして燃費を良くするために、低温域での粘度が低いものが主流。経年変化によってピストンとシリンダーの隙間が広くなってしまったエンジンには適しません。多走行車用オイル添加剤はエンジンオイル自体の密閉性能や洗浄性能を強化してくれるアイテム。新車から5年経過、もしくは5万km以上走行した車が主な対象です。

またガソリン添加剤にも、多走行車向けの製品が存在。インジェクターやインテークバルブなどに溜まった汚れをキレイにし、さらに燃焼を促進させる効果もあり。定期的に添加することで汚れが付きにくくなり、エンジンの元気が長続きします。

エンジンフィーリングの微細な変化は、オーナーにしか感じ取れないもの。でも、それだけにコダワリたい部分でもあります。添加剤を上手に使って、愛車の元気を取り戻しましょう！