全国のスバリストのお父さん、お母さんが胸を熱くするであろう「ランドセル STIバージョン 2012」がSTIから登場。なんと限定50個激レア商品で、価格は6万3000円也。本日7月3日からSTI公式ホームページで予約受付開始です!
※スバリスト=スバルの熱狂的なファンの呼称。

STI(スバルテクニカインターナショナル)といえば、スバルのモータースポーツ事業を統括している富士重工業の子会社。スバル車のレース用のパーツを生産していたり、コンプリートカーの製造を手掛けています。レースチームのアパレルグッズの製作も手掛けてはいるものの、なぜ今回の新製品はランドセルだったのでしょうか。STI営業部の坪川さんにお聞きしました。

――まずは率直にお伺いしたいんですが、なぜランドセルなのでしょうか?

やはり皆さんから聞かれます(笑)。車作りにおいて大切なのは安全性ですが、それは車に限らず人が使うモノすべてに当てはまります。特にランドセルは小さな子供が6年間も使うものですから、“STIの物作り”をうまく落し込めるな、と制作が決まりました。

――ということはランドセルメーカーからのOEM商品ではない?

サプライヤーさんと協力しての独自開発の商品となります。

――では、STIとしてこだわったポイントを教えてください。

独特なのは肩ベルトの裏側についた持ち手部分です。そこにはリフレクター素材が使われていて、視界が悪い情況でも車や自転車からでも子供を見つけやすくなっています。他にも各所に留めてある鋲が反射鋲となっているなど、子供の安全性を最重要視しています。

――STIがランドセルを作ることに対して周囲の反響は?

賛否両論はありましたが、自動車媒体以外のメディアにも取り上げられたり、ネット上で話題になるなど反響は大きいです。STIの物づくりを共感頂けていると思います。

なるほど“安全性”というSTIの物作りに対するこだわりが詰まっている訳です。ちなみに実物は本日からCAR DO SUBARU 三鷹2階のSTIギャラリーとCAR DO SUBARU 三鷹1階で展示中。親のエゴといわれようとも、願わくば子供も将来はスバリストに育ってほしいと考えているお父さん、お母さん。STI製品の品質を体感させることから始める秘かな英才教育、試してみてはいかがでしょうか?

ランドセル STIバージョン 2012
http://www.sti.jp/sticollection/randoseru2012.html

Text/カーセンサー編集部

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コンセプトは「子供がはじめて持つ究極のカバン」。耐久性や軽さ、エゴノミクスに基づいたデザインなどSTIのこだわりが詰まっている

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A4クリアファイルより一回り大きいA4バインダーも収納できるゆとりあるサイズとなっている

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肩のベルトは体の動きに合わせて可動する仕組み。成長しても窮屈にならないよう、スライド金具によって肩幅も2段階に調整できる

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素材は型崩れしにくく、水に強く、手入れが簡単なクラリーノを使用。裁断から縫製まで職人がひとつひとつ手作りしている

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もちろん随所にSTIを象徴するチェリーレッドの刺繍やエンボス加工が施されている。限定50個であることの証、シリアルナンバーも