フラップ式エアフローメーター(ふらっぷしきえあふろーめーたー)|エンジン

フラップ式エアフローメーターとは、エアフローメーターの1つ。ガソリンインジェクションに使われる。片側を軸にしたばねに支えられた板(フラップ)を空気の通路に配置。エンジン内に入る空気によってこの板が開放され、その角度でポテンショメーターにおける抵抗値の変化を検出することで、吸入空気量を計測する。 

単純な構造をしているが、板によって中低速では吸入空気が抑えられてしまうことや、急加速の際には応答性がよくないなどの欠点がある。可動ベーン式や可動プレート式またはメジャリングプレート式とも呼ばれる。現在ではほとんど使用されていない。