車は消耗品だらけ。定期的な点検を欠かさずに!

車は消耗品だらけ。定期的な点検を欠かさずに!|困ったときの自動車Q&A 結論から言うと、車はすべての部品が消耗品です。ボディやエンジンも年数や走行距離がかさむと、やがて駄目になってしまいます。さらに、パーツによって消耗するまでの期間は異なります。

なかでもオイル類などは、交換時期を過ぎても走行することができる消耗品です。しかし、古くなったものをそのまま使っていると重要な機関系部位に負担がかかり、思わぬ危険が発生する可能性もあります。交換すべきものは、時期がきたら、ためらわずに交換するようにしましょう。長い目で見ると、そのほうが車自体も長持ちします。

代表的なものを以下に紹介します。ただし、使用状況や選んだもの自体の性能により、交換時期が大きく異なります。あくまで目安として考えてください。

●エンジンオイル:5000~1万km、または1年に1回
●ATF:2万~4万km。製品により目安が大きく異なります
●ブレーキオイル:車検ごと
●冷却水:車検ごと
●オイルフィルター:エンジンオイル交換2回に1度
●ブレーキパッド:厚みが少なくなってきたら(減り方は車種や使用状況によりかなり異なります)
●バッテリー:2~3年。エンジンスタート時、セルモーターの回りが鈍くなったら要交換
●タイヤ:3万km前後。タイヤについているスリップサインを目安に。溝の深さが1.5mm以下だと保安基準に適合しません

その他、ワイパーブレードや各種ライト類なども消耗品になります。ライトが切れたり、ワイパーの拭き取りが悪くなったら交換しましょう。