2022-2023日本カー・オブ・ザ・イヤー「10ベストカー」が決定! 48台の中から選ばれたモデルとは!?
カテゴリー: レース&イベント関連ニュース
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2022/11/04
今年は11台の「10ベスト」に!
2022年11月4日、2022-2023日本カー・オブ・ザ・イヤーの第一次選考が行われ、全48台のノミネート車の中から上位10台にあたる「10ベストカー」が選出された。
今年度は、第10位の指名数が同数だったため、11台の「10ベスト」となった。
選出された10ベストカーは下記のとおり(ノミネート順)。モデル概要と合わせて、現在の中古車情報についてもお届けする。
スズキ アルト(現行型)
R06D型エンジンとマイルドハイブリッド機構が新搭載され、WLTCモード燃費で軽自動車トップの27.7km/Lを達成したアルト。
6エアバッグが全車に標準装備され、一部グレードにはヘッドアップ・ディスプレイも設定。親しみやすいデザインで広い視界が確保されている。
中古車掲載台数は213台で、中古車平均価格は114.4万円。そのうち約半数がハイブリッドモデルとなる。昨年12月デビューなだけに、走行距離は多くとも7000kmで、届け出済未使用車も多く見つけられる状態だ。
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スズキ アルト(現行型)×全国トヨタ クラウン(現行型)
4つのバリエーションが展開される新型クラウンのうち、セダンとSUVを融合させたクロスオーバーがまず発売された。
新開発の2.4Lデュアルブースト・ハイブリッドにはターボエンジンが用いられ、トルクフルで力強い走りを実現。シリーズパラレル方式の2.5Lハイブリッドも設定された。
中古車は早くも6台流通している(クラウンクロスオーバー)。中古車価格は総額570万~705万円ですべてGグレード系となり、ハイクラスのRSはまだ流通していない。
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トヨタ クラウンクロスオーバー(現行型)×全国日産 エクストレイル(現行型)
第2世代のe-POWERと圧縮比が変わるVCターボ、四輪制御技術のe-4ORCEが搭載されたエクストレイル。
アクセルペダルだけで車速がコントロールできる機構が採用され、e-POWER車で初めてブレーキ協調制御も織り込まれた。内装にはブリッジ式コンソールと電子シフトを起用。
中古車流通量は41台、中古車平均価格は476.9万円。流通のほとんどが、エントリーグレードよりひとつ上の「1.5 X e-4ORCE 4WD」となる。上級グレードの「エクストリーマーX」「AUTECH」はそれぞれ1台のみと、貴重な存在だ。
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日産 エクストレイル(現行型)×全国日産 サクラ(現行型)/三菱 eKクロスEV(現行型)
軽自動車サイズの電気自動車で、一充電あたりの航続距離は180km(WLTCモード測定値)。
軽自動車ならではの取り回しやすさに加えて、低重心化による安定性と優れた乗り心地が実現されている。高速道路での同一車線運転支援機構に加え、駐車支援アシストも設定された。
日産 サクラの中古車流通量は0台で、三菱 eKクロスEVはGの寒冷地仕様車が1台のみ流通している。
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三菱 eKクロスEV(現行型)×全国日産 フェアレディZ(現行型)
405ps/475N・mを発揮する3L V6ツインターボが搭載され、意のままに操れる6速MTと新開発の9速ATが用意されたフェアレディZ。
半円をモチーフにしたLEDヘッドランプや3連サブメーターなど、内外装には初代S30型など歴代モデルへのオマージュが織り込まれている。
中古車流通量は1台のみ、バージョン STグレードで走行距離は210km。価格は応談となる。
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日産 フェアレディZ(現行型)×全国ホンダ シビックe:HEV(現行型)/シビックタイプR(現行型)
新開発の2L直噴エンジンと2モーター式ハイブリッド機構が搭載されたe:HEVと、330ps/420N・mへとパワーアップした2L VTECターボ搭載のタイプR。
タイプRには軽量化されたフライホイールが採用され、レスポンスが向上された。
中古車流通量はe:HEVが4台、価格は総額450万円前後だ。タイプRはまだ1台も掲載されていない。
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ホンダ シビックe:HEV(現行型)×全国マツダ CX-60 eスカイアクティブD(現行型)
新世代ラージ商品群の第1弾で、新開発のプラットフォームに直6ディーゼルターボと48Vマイルドハイブリッド機構、トルコンレス8速ATを搭載。
ロングノーズとショートデッキによって生命感が表現され、ドラポジを自動的に調整するガイド機能も設定された。
中古車としては最上級グレード「3.3 XDハイブリッド プレミアム モダン ディーゼルターボ 4WD」の未登録車が1台のみ流通している。価格は総額550.7万円となる。
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マツダ CX-60 eスカイアクティブD(現行型)×全国BMW iX(現行型)
最大150kWでの充電にも対応している電気自動車で、前後輪にモーターが搭載され4WDに仕上がっているiX。
モーター出力と電池容量が異なる2タイプが用意されており、一充電あたりの航続距離は450~650km(カタログ値)。上級グレードにはエアサスペンションを採用した。
中古車流通量は13台、平均価格は964.7万円。すべてが後続可能距離450kmの「xドライブ40 4WD」グレードで、上級グレードの「xドライブ50 4WD」「M60 4WD」はまだ流通していない。
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BMW iX(現行型)×全国ヒョンデ IONIQ 5(現行型)
電気自動車専用プラットフォームが採用されモーター出力は225kW/605N・mをマークし、一充電あたりの航続距離は618kmに達するIONIQ 5(値は最良モデル)。
前後ランプ類はピクセルをモチーフにデザインされ、フラットフロアの内装にはリサイクル材など持続可能な素材が使われている。
カーセンサー上での掲載は0台となっている。
ランドローバー レンジローバー(現行型)
電動化を念頭に置いて開発されたプラットフォームが新採用され、パワートレインには3L直6ディーゼルターボ、3L直6ガソリンPHEV、4.4L V8ガソリンターボが用意されたレンジローバー。
ホイールベースは標準とロングの2種類から選択可能で、レンジローバー初の7人乗りも設定された。
カーセンサー上での掲載は0台となっている。
ルノー アルカナ(現行型)
1.6L NAエンジンに2モーター式のハイブリッド機構とドッグクラッチ・マルチモードATが組み合わされたクーペSUV。
モータースポーツでのノウハウが生かされたドッグクラッチ式ATは、一般的なクラッチやシンクロナイザーが省かれ、軽量&コンパクトに仕上がっている。
中古車流通量は2台のみ。それぞれ走行0.1万km×ホワイトで試乗車上がりの物件が総額449.8万円で、走行100km×ブラックの物件が520.6万円だ。
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ルノー アルカナ(現行型)×全国
イヤーカーと各部門賞は自動車評論家、ジャーナリスト、有識者からなる60名の選考委員による最終選考投票を受けて、12月8日(木)に横浜ランドマークホールにて行われる最終選考会にて発表される。
また、最終選考会・表彰式にはお笑いコンビの「おぎやはぎ」、ラジオDJやタレントとして活躍する「サッシャ」がMCとして登壇する。
※記事内の情報は2022年11月4日時点のものです。