Ferrari GTC4Lusso T 発表フェラーリ史上初の V8 ターボエンジン搭載 4 シーター・モデルまもなく開催されるパリモーターショーで公式デビュー
カテゴリー: レース&イベント関連ニュース
タグ: フェラーリ
2016/09/23
マラネッロ、2016年9月22日 間近に迫ったパリモーターショーにおいて、跳ね馬史上初となる V8 ターボエンジンを搭載した 4 シーター・モデル、GTC4Lusso T が公開されます。これこそ、スポーツ性能と多用途性に加えて、日常的にフェラーリを愉しみたい方に向けた、まったく新しいフェラーリの GT コンセプトを導入したモデルです。
新型 GT は、後輪駆動、4WS(4 輪操舵)、軽量設計およびリア・ヘビーとした重量配分(46:54)によって実現するダイナミックな走行性能と、エレガンスさ、至高の快適性、スポーツ性能のすべてを、見事に実現しています。
このモデルに搭載される 3.9 リットル V8 ターボエンジンは、最高出力 610 cv/7,500 rpm、最大トルク 760 Nm/3,000-5,250 rpm を誇る「2016 年インターナショナル・ エンジン・オブ・ザ・イヤー」の総合部門 1 位に輝いた最新のパワートレインです。
V8 ターボエンジンは日常の市街地走行に適しています: 低回転域では控えめながら高速走行でのパワフルなサウンドと、フレキシブルなモジュラー・トルク伝達による低回転域からの迅速なピックアップを広範囲で実現させました。
GTC4Lusso T のダイナミックコントロールシステムには、ドライバーの意思に対するレスポンスを高めるためのチューニングが施されています。特に、サイドスリップコントロール(SSC3)と共に装備された 4WS システムは、リアホイール・ステアリングによりコーナーの入口と出口で前輪と同方向に後輪をステアさせることで、ドライバーのステアリング操作に対する応答性能をさらに鋭敏にしました。
このニューモデルの加速感は、低速域から高速域まで、ドライバーにターボラグを一切感じさせないスロットルレスポンスを実現させた可変ブーストマネージメントによって強化されています。エンジン回転の上昇とともに途切れることなく滑らかに縦 G を高めていく 3 速から 5 速の間のトルク曲線(VBM)は、このモデルの特徴的なスポーツ性と加速感をもたらします。
GTC4Lusso T のスタイリングは、シューティングブレーククーペの革新的なコンセプトを備えており、ファストバックを思わせるシルエットを描く、鋭い流線型のフォルムが特徴です。キャビンは、フェラーリならではのスタイリングと 4 シーターGT のエレガンスと豪華さが見事に融合されています。GTC4Lusso T には、ドライバーとパッセンジャーがドライビング・エクスペリエンスを共有できるようにと開発されたデュアルコックピット・アーキテクチャーが採用されており、印象的な 10.25 インチの HD 静電容量方式タッチスクリーンを備えた最新インフォテイメントシステムも統合されています。
主要諸元
エンジン
形式 V8-90°ターボ
総排気量 3,855cc
ボア&ストローク 86.5mm x 82mm
最高出力* 449kW(610 cv)/7,500rpm
最大トルク 760Nm/3,000-5,250rpm
全長 4,922mm
全幅 1,980mm
全高 1,383mm
乾燥重量** 1,740kg
重量配分 46%(フロント)-54%(リア)
最高速度 320km/h以上
0-100km/h加速 3.5秒
燃料消費量*** 11.6 l/100km
CO2 排出量*** 265g CO2/km
*均一性のためkWとhpを併記。98RONの燃料を使用
**特定のオプションを装着
***ホモロゲーションに従う
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