世界ラリー選手権(WRC) アルゼンチン
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2015/04/30
2015 年世界ラリー選手権(WRC)第4 戦ラリーアルゼンチンが 4 月23-26 日に開催され、シトロエン・トタル・アブダビ・ワールドラリーチームから参戦したクリス・ミーク/ポール・ナゲル組、マッズ・オストベルグ/ヨナス・アンダーソン組の 2 台の DS3 WRC が 1-2 フィニッシュを果たしました。シトロエン・レーシングはWTCC の開幕戦に続き、アルゼンチンで大きな成功を収めたことになります。
ラリーウイークの水曜日に行われたシェイクダウンからトップタイムをたたき出したミークは、ラリーがスタートしてからもSS1ではベストタイムにわずか0.2秒差と絶好調。SS2で総合首位に立ち、リタイアが続出する過酷な状況下でフィニッシュまでその座を譲りませんでした。シトロエン・レーシングにとって WRC 通算94 勝目、29 回目の 1-2 フィニッシュはWRCでの新記録です。またチームメイトのオストベルグも、2戦連続の2位を得ています。最終ステージに設定されたパワーステージでは 3 番手タイムをマークしてボーナスポイントも獲得。この結果、オストベルグはWRCドライバーズ選手権でも2位に浮上し、シトロエン・トタル・アブダビ・ワールドラリーチームもマニュファクチャラーズ選手権で 2 位に並びました。
中南米を連戦した WRC は舞台をヨーロッパに移し、5 月21-24 日に第5 戦のポルトガルが行われます。
■クリス・ミーク
「最後のステージを走り終えるまで、すべてが順調でした。フィニッシュラインを超えた瞬間、思いがあふれてきました。本当に難しいラリーでしたが、DS3 WRC はとても堅実で信頼性がありました。ライバル陣にトラブルが続出するなか、私たちは 1-2 フィニッシュを決めたのです」
「チームにとって、素晴らしいリザルトになりました。今季、この先に向けて非常に励みになります。DS ブランドが与えてくれた力は計り知れません。このリザルトを持ち帰ることができて、本当にうれしいです」