BMW 4シリーズグランクーペに電気自動車のBMW i4が追加
カテゴリー: BMWのニュース
タグ: BMW / セダン / 4シリーズグランクーペ / i4
2022/04/01
1充電あたりの走行距離は604km
BMWがミドルクラスの4ドアクーペである4シリーズグランクーペに、電気自動車バージョンのi4を2月16日に追加した。設定グレードと税込み価格は下記のとおり。
・i4 eDrive40 750万円
・i4 eDrive M-Sport 790万円
・i4 M50 1080万円
i4 eDrive40と同M-Sportは、340ps/430N・mの電気モーターが後輪に設置されている。床下に搭載されているリチウムイオン電池の容量は210.6Ah、総エネルギー量は83.9kWhで、1回の満充電で走行できる距離は604kmだ。
i4 M50は、前後輪にモーターが設置された4WDモデルである。モーターの出力は前輪が258ps/365N・m、後輪が313ps/430N・mで、システムとしての総出力は544ps/795N・mをマークしている。i4 eDrive40と同じく、リチウムイオン電池の容量は210.6Ah、総エネルギー量は83.9kWh。1回の満充電で走行できる距離は546kmだ。
200V/32Aの普通充電なら約15時間で0%から100%まで満充電にすることができる。
急速充電(CHAdeMO)では90kWの充電器を使えば約40分で0%から約80%まで充電できる。また、10分充電するだけでi4 eDrive40は最大90km分、i4 M50は約75km分の電気を貯めることが可能だ。
今後の普及が見込まれている150kWの急速充電器を使えば、約30分で0%から約80%まで充電できる。また、10分つなぐだけでi4 eDrive40は最大150km分、i4 M50は約130km分の充電が行える。
i4の主な機能は下記のとおりとなる。
【ハンズオフ機能付き渋滞運転支援機能】
高速道路の渋滞時にドライバーが常に前方に注意しつつ、必要に応じてすぐにステアリングが操作できる状態であれば、手を離すことができるハンズオフ機能付き渋滞運転支援機能が搭載されている。
【ドライビング・アシスト・プロフェッショナル】
3眼カメラとレーダー、高性能プロセッサーで構成された運転支援システムのドライビング・アシスト・プロフェッショナルが標準装備されている。このシステムにはストップ&ゴー機能付きアクティブ・クルーズコントロール、車線変更警告&車線逸脱警告、衝突回避&被害軽減ブレーキ、クロストラフィック警告、ペダル踏み間違い急発進抑制機能などが含まれている。
さらに、35km/h以下で前進してきたルートを最大50m記憶し、同じルートを正確に後退できるリバースアシスト機能も採用されている。
【BMWコネクテッド・ドライブ】
車載通信モジュールでドライバー、車、情報をネットワークでつなぐ総合テレマティクス・サービス。2021年夏には操作性と利便性を高める狙いで新機能が追加され、スマホ向けアプリ「My BMW」も導入されて生まれ変わった。
【BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント】
自然な会話に近い言葉で車両操作と情報へのアクセスが可能なインテリジェント・パーソナル・アシスタントは、ドライバーの指示や質問を理解して適切な機能とサービスを起動する他、使用頻度に応じてドライバーの好みを学習していく。また、システムに好きな名前をつけることができるため、起動時には「OK、BMW」に限らず、「i4」など呼びかける言葉を任意に設定できる。
【Amazon Alexa】
Amazonが提供しているクラウドベースの音声サービスであるAlexaにも対応している。話しかけるだけで天気予報やニュースの確認、音楽ストリーミングの再生、対応するスマートホーム機器の操作などが可能だ。アプリ「My BMW」を使ってAlexaを連携させれば使える。
【BMWサービス・インクルーシブ・プラス】
3年間の主要メンテナンス無償提供、タイヤおよびキーの破損と紛失の際の費用サポートなどが含まれるBMWサービス・インクルーシブ・プラスは全車に付帯されている。