フォルクスワーゲン、ジュネーブモーターショーで「I.D. VIZZION」を世界初公開 「I.D.」モデル ラインナップの新たな可能性を示す
カテゴリー: フォルクスワーゲンのニュース
タグ: フォルクスワーゲン
2018/02/20
→「I.D. VIZZION」:革新的なテクノロジーにより、クリーンで、安全、快適なクルマが誕生
→「I.D. VIZZION」:未来的なインテリアと操作コンセプト
→「I.D.」ファミリーモデルの可能性:「Golf」クラスのコンパクトな電気自動車から、完全な自動運転機能を搭載したプレミアム クラスのサルーンまで →フォルクスワーゲンの電気自動車攻勢:2025年までに20車種の電気自動車を発売
ウォルフスブルグ(ドイツ)-「I.D. VIZZION」1は、未来のパーソナル モビリティに対するフォルクスワーゲンの取り組みを体現したクルマです。電動駆動システムがクリーンな走行を実現する一方で、自動運転システムが安全でより優れた快適性を実現します。同時に、ジュネーブ国際モーターショーで発表されるこの革新的なコンセプトカーは、未来のクルマのデザインが、どれほどエレガントでエモーショナルなものになるのかを示しています。ステアリングホイールや目に見える操作類などが存在しない「I.D. VIZZION」の室内は、完全に新しいドライブおよび居住空間の体験を可能とします。
フォルクスワーゲン史上最大のモデルおよび革新技術の攻勢が、新たな段階に入りました。新しい「I.D.(アイ.ディ.)」ファミリーの電気自動車の公開に続き、フォルクスワーゲン ブランドは今回、自動運転のコンセプトカーを初公開します。フォルクスワーゲンは現在、あらゆる分野において、最先端なクルマの開発を進めています。その目標は、革新的なテクノロジーを適用することによって、クルマをよりクリーンかつ安全で、さらに便利で快適なものにすることです。
これらの新しい要素を備えることによって、未来のモビリティにおけるクルマの重要性や価値を一層高めることに繋がります。さらに、年齢など、様々な理由により、現在、クルマを運転することができないお客様にも、今後クルマを利用していただくことができるようになります。
新しい「I.D. VIZZION」コンセプトカーは、フォルクスワーゲン「I.D.」ファミリーの4番目の車種に当たります。革新的なテクノロジー、完全に自動化された操作コンセプト、エレガントなフォルムによって、このプレミアムクラスのサルーンは、フォルクスワーゲンの未来の電気自動車が目指すテクノロジーとデザインの方向性を示します。
エンジニアは、「I.D. VIZZION」の室内において、自動運転の可能性を徹底して活用しています。数多くのアシスタンス システムを備えた「デジタル ショーファー」は、ステアリングホイールや目に見える操作類を使わずに、クルマを制御することを想定しています。これは、「ドライバー」と乗客にとって、安全性と快適性の新たな時代の到来を意味しています。
このコンセプトカーでは、運転、操作、ナビゲーションを自動的に行うことによって、乗員は走行中の時間を自由に使うことが可能になります。乗員は、ボイスコントロールおよびジェスチャーコントロールを介して、バーチャルホストとコミュニケーションを取ります。バーチャルホストは、デジタル エコシステムに完全に組み込まれることによって、乗客の個人的な好みを学習し、各乗員に個別に対応します。
「I.D. VIZZION」の全長は5.11メートル、システムパワーは225kW、最高速度は180km/hです。111kWhのリチウムイオン バッテリーにより、ブレーキ回生を活用した場合、最大665kmの航続距離を実現しています。2つの電気モーターは、インテリジェントな制御によって、最大の効率で協調して作動し、サルーンの4輪すべてを駆動します。
「I.D. VIZZION」は、フォルクスワーゲンによる完全な電気アーキテクチャー「MEB」の大きな可能性を明確に示しています。このアーキテクチャーは、未来のフォルクスワーゲン電気自動車の技術的な基盤となり、適切なコストで、長い航続距離を可能とし、最大のスペース効率を実現します。フォルクスワーゲンは、2025年までに20車種以上の電気自動車の導入を計画しています。
まず最初に、2020年にコンパクトクラスの電気自動車として「I.D.」2が発売され、その後間もなくして、新しい電気自動車SUV、「I.D. CROZZ(アイ.ディ.クロス)」3および「I.D. BUZZ(アイ.ディ.バズ)」4が続きます。
1)2)3)4)本コンセプトカーはまだ販売されていないため、(燃料消費量およびCO2排出量などの情報提示を義務付けている)EC指令1999/94は適用されません。