日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:カルロス ゴーン)は9日、公益社団法人自動車技術会(会長:加藤 光久)主催の「自動車技術展 人とくるまのテクノロジー展 2014名古屋」(2014年12月11日(木)~12日(金)、ポートメッセなごや・名古屋国際展示場にて開催)への出展概要を発表しました。

人とくるまのテクノロジー展 2014名古屋 日産ブースイメージ


日産自動車は、本イベントにおいて、同社が目指すゼロ・エミッション、および、交通事故による死亡重傷者数ゼロの実現に向けた最新の『電動化』、『知能化』の取り組みを紹介します。
持続可能なモビリティ社会を実現するためには、地球温暖化やエネルギー問題、交通事故や渋滞など、クルマが関与する社会課題を解決する必要があります。日産は、これらの課題を解決するため、クルマの『電動化』、『知能化』に向けた技術開発を推進しています。
日産ブースでは、電気自動車(EV)「日産リーフ」をベースとした自動運転車「Autonomous Drive」試作車両を展示します。また、『電動化』の取り組みとして、「日産リーフ」の実績と信頼性を支えるリチウムイオンバッテリーやパワートレインユニットなどのEV要素技術を展示するほか、「日産リーフ」のプローブ情報※を活用した提案型ルート検索サービスを紹介します。『知能化』の取り組みとしては、自動運転を実現するキー技術の1つであるセンシング技術について、ぶつからないロボットカー「EPORO」を用いたデモンストレーションで紹介します。

また、自動車技術会が企画する『電動自動車の試乗会』では、電気自動車「日産リーフ」や持続可能なゼロ・エミッション社会における新しいモビリティを具現化した超小型電動車両「NISSAN New Mobility CONCEPT」の体験試乗を実施します。

出展と本展示会の概要は以下の通りです。
<出展概要>
1. 日産ブースの主な出展内容
・日産リーフをベースとした自動運転車「Autonomous Drive」試作車両
・『電動化』の取り組み
・「日産リーフ」の実績と信頼性を支えるEV要素技術(リチウムイオンバッテリー、パワートレインユニット)
・「日産リーフ」のプローブ情報を活用した提案型ルート検索サービス
・電力供給システム「LEAF to Home」用EVパワーステーション(ニチコン株式会社製)

・『知能化』の取り組み
・ぶつからないロボットカー「EPORO」によるセンシング技術デモンストレーション。
(障害物までの距離を計測するレーザーレンジファインダーと最も近い障害物を映し出すカメラ映像デモを実施)

2. 自動車技術会企画:特別企画展示、電動自動車の試乗会の出展内容
1)特別企画展示:モノづくりニッポン~自動車技術を支えるオンリーワン技術~
量産エンジンに適応可能なシリンダーボア溶射技術(ミラーボアコーティング)
2)電動自動車の試乗会
・二人乗り超小型電動車両“NISSAN New Mobility CONCEPT”の体験試乗
・「日産リーフ」の体験試乗

<自動車技術展:人とくるまのテクノロジー展 2014名古屋 開催概要>
開催期間:  2014年12月11日(木)~12日(金)
会場:     ポートメッセなごや・名古屋国際会議場
主催:     公益社団法人自動車技術会 (会長:加藤 光久)
入場料:    無料
人とくるまのテクノロジー展サイト: http://expo.jsae.or.jp/

※無線通信技術を用いて得られる車両の位置、速度などのさまざまな車両情報