TOYOTA、ニューヨーク国際自動車ショーでコンセプトカー「TOYOTA FT-4X」を世界初披露
2017/04/13
TOYOTAは、米国時間4月14日から23日まで開催されるニューヨーク国際自動車ショーにおいて、新たなコンセプトカー「TOYOTA FT-4X」※1を世界初披露する。TOYOTA FT-4Xは、アウトドアシーンを中心にクルマの新しいあり方を提案する小型SUVベースのデザインコンセプト。米国のデザイン拠点Calty Design Research, Inc.(以下、Calty)が手がけた車両で、米国において、「手軽さ」や「カジュアルさ」を好み、思い立ったらすぐにアウトドアに出かけたい都市部在住の「ミレニアル世代」(30代半ばまでの若者世代)をターゲットに想定して企画した。
TOYOTA FT-4Xのデザインテーマは「Rugged Charm(頑丈で魅力的)」。エクステリアでは、「X(エックス)」をモチーフにした特徴的なスタイリングとしつつ、グリルは水平基調を採用してTOYOTAの伝統的なSUVデザインも踏襲。また、トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャーのプラットフォームを採用し、4WD性能も搭載することで、走る楽しさやタフユース性能も備える。さらにインテリアでは、取り外し可能で外でも使えるオーディオやルームライト、飲料用ボトルとして使えるドアハンドル、センターコンソールに収納して普段はアームレストとして機能する寝袋など、アウトドアシーンで役立つユニークな装備やデザインを数多く採用することで、いつ・どんな場所からでもアウトドアに出かけて、活躍できるクルマを目指した。
Caltyの社長を務めるケビン・ハンター(Kevin Hunter)は「今回、私たちは、クロスオーバー車が都市部や郊外でのアウトドアシーンに付加できる楽しさや新たな価値を追求した。TOYOTA FT-4Xは、スタイリングと機能が融合したクルマであり、思いやりと魅力にあふれた装備を通じて、アウトドアでの楽しさと利便性を提供することができるクルマだ」と語った。また、スタジオ・チーフ・デザイナーのイアン・カルタビアーノ(Ian Cartabiano)は「デジタルなインターフェースが多用される現代でも、メカニカルなデザインや機能の満足感は重要だと考えており、TOYOTA FT-4Xのデザインや装備の多くはその考えをもとに企画した。お客様にはこのクルマと接してワクドキを感じて欲しい」と述べた。
※1 Future Toyota - Four-Wheel Drive Crossoverの意味
(TOYOTA FT-4Xの詳細は以下のとおり)
テーマ:「Rugged Charm(頑丈で魅力的)」
Simplicity:複雑さを排除した目的にかなうシンプルさ
Capability:様々な用途に応える多彩な機能・性能
Durability:日常ユースでもアウトドアユースでも発揮される耐久性
Lineage:ランドクルーザーなどトヨタの歴代SUVが備える伝統を継承
ホイールベース:103.9
全長:167.3
全幅:71.7
全高63.9
◆インテリアの主な特長