【PR】マクラーレンのモデルには 時代を超えた存在感がある!
2024/07/19
独自の設計思想から唯一無二という言葉がふさわしいブランド「マクラーレン」。そんなマクラーレンのモデルには時代を超える存在感がある。
そう、世代が変わろうともそこにある確固たる美学は決して色あせることはない。今もなお輝きを放ち続けている。2台のマクラーレンに3人のモータージャーナリストが迫った。
720Sでのみ得られるものとは?
メーカー発表カタログ値
DISPLACEMENT:3994cc
ENGINE TYPE:V8+TWIN TURBO
VALVETRAIN:DOHC 32 VALVES
BORE × STROKE:93.0×73.5mm
POWER:720ps/7500rpm
TORQUE:770N・m/5500rpm
藤野 2023年8月に750Sが日本でも発表されて、中古車市場に720Sが流通し始めました。あらためて今、720Sの魅力を検証してみたいなと。
西川 まず僕はメーターが好き。クルンと回るやつですね。特にトラックモードにしたときに平らになって、速く走ることだけに必要な最低限の情報だけが表示される。視界もクリアになるし、いいなと思いますね。
大谷 750Sは回転式のメーターはやめて、手の届くところにモード切り替え用のシーソー式のスイッチが付きましたね。操作性を高める方を優先している。
西川 たしかに720Sのモード切り替えは使いにくい部分もあるけど、あのメーターがレーシングカーに乗っているような感じで気持ちを盛り上げてくれるんだよね。
藤野 なるほど、そういう演出が利いていると。ハード面での違いはどうなんでしょう。
大谷 750Sに乗ったときに随分とサスペンションのセッティングの方向性が変わったなと思ったんですね。720Sはスプリングがバリアブルレシオなんですよ。だからストロークによってスプリングレートが変わる。それってある程度自由長が押し込まれたところでニュートラルな状態になっているので、実質的にスプリングは常に硬めのセッティングになっています。一方で750Sのスプリングはシングルレートで、アクティブサスペンションのセッティングも変わっていて、それでピッチングとかロールを軽く許すんですね。
藤野 それはシンプルに言うと、750Sの方がより乗り心地重視になっているということなのでしょうか?
大谷 乗り心地重視というわけではないと思いますが、少しソフトな印象を受けるとも言えるし、逆に720Sは本当にビタッとフラットな姿勢で、路面からの入力を受けてもまったく姿勢が変わらないところは大きな魅力だと思いますね。
西川 車が挙動変化を許してくれた方がわかりやすいんで、安心して踏んでいけるという側面がある一方で、でもやっぱりビタッとフラットに走る良さもあって、そこはいいとか悪いじゃなく、好みの違いになるかもね。
藤野 言い換えれば、750Sの方が少し間口が広くて、720Sの方が運転スキルの高い人向けということになんでしょうね。
大谷 720Sってアクティブサスのセッティングも違うのでやっぱりちょっと独特の動きをする。それがひとつの味わいになってる。
西川 ドライバーが意のままに動かしやすいというか。スプリングの硬さも利いているかもしれない。750Sはトレッドが6mmほどワイドになっていることもあって、感覚的には720Sの方が前輪が近い感じがするんだよね。一体感みたいなものがあって、タイヤの感覚とかもつかみやすい。
藤野 750Sにせよ720Sにせよ、いずれもとんでもないパフォーマンスには違いないと思うんです。なかなかあれに勝るスーパースポーツカーってないんじゃないですか。
西川 そういう意味では、別に最新の750Sじゃなくても、720Sでほぼ近いパフォーマンスが味わえるっていうのは大きいかもね。だって今750Sを買おうと思ったら支払総額5000万円ぐらいするでしょ。720Sなら認定中古車で支払総額3000万円切ってたら納得感があると思います。今その予算であのパフォーマンスは買えない。
大谷 750Sと比べても加速データは遜色ないし、最高速はギア比の関係で720Sの方が10km/h(※1)くらい勝っている。最高峰のパフォーマンスがあの価格で手に入るっていうのはすごくお買い得ですよね。
藤野 たしかに今日あらためて試乗してみて、フェラーリともランボルギーニとも違う。走ることに対してピュアでストイックなマクラーレンらしさを強く感じました。
大谷 やっぱり車としての基本レイアウトが素晴らしく優れていると思うんですよ。つまり、エンジンがものすごく低い位置に積んであるとか、マスの集中化が図られているとか。だから大出力をもった後輪駆動のスーパースポーツカーで、これだけトラクションがかかる。こんなの他にないですよね。
西川 車の動き方がナチュラルだし、何かが起きたときでもなんとでもなる感じがする。つま先立った感じがしないよね。ちゃんと自分にフィットした靴なりウエアなりを着てる感じ。
藤野 競合車はお洒落も大事だから、靴の先が尖っててちょっと足が痛いかもしれないけど、我慢して履いてね、みたいな(笑)。
大谷 そうそう。マクラーレンは100mを9秒台で走るシューズのようなもので、そこは 本気感がありますよね。だからコントローラブルだし、実際その安心感みたいなのはものすごく強いですよ。
西川 1980年代以降からカーボンシャシーの車しか作っていない。いま売っている車もすべてがカーボンモノコックで、そんなメーカー他にないわけです。
大谷 目的はいい車を作ること。そのために常に最適な選択をするし妥協はしない、ということなんだと思いますね。
※本文中の支払総額は取材時 ※1=メーカー発表カタログ値
マクラーレンにおけるGTの存在意義とは?
メーカー発表カタログ値
DISPLACEMENT:3994cc
ENGINE TYPE:V8+TWIN TURBO
VALVETRAIN:DOHC 32 VALVES
BORE × STROKE:93.0×73.5mm
POWER:620ps/7500rpm
TORQUE:630N・m/5500~6500rpm
藤野 もし好みのマクラーレンに乗れるとするなら、個人的にはGTを選びますね。
西川 そうね、今一番買いのスーパーカーだと思う。何かミッドシップを買えって言われたら僕もまずGTを探すかな。中古車だと支払総額2000万円台で見つかるしね。
藤野 西川さんにとってGTの魅力はなんなんですか。
西川 それは毎日乗れること。
大谷 その感覚、不思議ですよね。今日の試乗で720Sに乗るよりもはるかに気軽に乗れました。実はこれはGTに限った話じゃないんですけど、マクラーレンってまず軽量に作ることを重要視する。カーボンモノコックを使っているのもそのためです。一方でタイヤのグリップって垂直荷重で決まるので、軽い車はグリップが減ってしまう。そこで大事になるのが空力で、軽くても垂直荷重をかける唯一の方法はダウンフォース。GTはスーパースポーツに比べて、実用性を重視したスタイリングに見えますが、そのあたりの根本的な考え方は共通のものですね。
西川 だから、サーキットならさすがに差が出るけれど、今日のように箱根ターンパイクを走るくらいなら制限もあるのでパフォーマンスはほぼほぼ一緒。
藤野 たしかに。個人的にはGTの方が乗りやすいと感じたくらいですから。
大谷 あとは、やっぱり快適性が高いし、スタイリングにも個性がある。
西川 あれこそMP4‐12Cの直系だよね。これ見よがしに、私を見て見てって感じじゃない。12Cはそういった点をウリにしたモデル。マクラーレンがスポーツカー、レーシングカーに心血を注ぐようなブランドだからこそ、12Cの進化版がGTになったんだと思いますね。パフォーマンス重視の方は720Sへと進化していくわけだけど、GTは間口を広げる役割を担う。
大谷 ひょっとしたらGTがマクラーレンの本筋なのかもと思うところはありますね。実用性の高いスーパースポーツカーって他にないわけで、性能を担保したうえで、実用性をマキシマムにしたのがGT。そういう意味では、12Cが正当な後継車とも、マクラーレンの一番のロードカーとも言えるわけですね。
藤野 個人的にはスーパーカーシリーズとは一線を画したデザインが好きで、あとはスポーツカーとは思えない乗り心地のよさも魅力ですよね。
西川 マクラーレンは、スーパーカーに乗り心地革命をもたらした。だから720Sであっても毎日乗れるけど、でもやっぱりちょっと構える。 GTはその精神的な壁を取り払ってくれる。今日試乗した個体もそうだけど、あえてカーボンモノコックを見せないようレザーなんかを貼って隠してある。ノーズの位置も高いし、気兼ねなくコンビニに行ける。
大谷 GTの魅力の一つって、なんかこの人頭良さそうだなと思えることかな。あえてこれを選ぶのって、本物をわかってる人っていう感じがする。そもそもイギリス車って色がいいし、マクラーレンはインテリアのカラーもいいですよね。
藤野 酸いも甘いも知るオジさんだけじゃなく、若い人や女性にも似合うと思いますね。
大谷 あるマクラーレンのサーキットイベントをお手伝いしたことがあって、そこに20代前半の初めての車がマクラーレンGTですという青年が参加していた。すごく気に入っていて楽しそうに運転していたのが、とても印象的でしたね。
西川 スーパーカーの入口としてもすごくいいよね、GTは。
大谷 特別な操作はいらないし、視界もいいから運転しやすい。それでいてパフォーマンスはスーパースポーツそのものなので、何の不満もないですよね。
西川 いいな。こうやって話していると赤色のGTとか欲しくなってきたな(笑)。
ファーストマクラーレンに最良の2台
スーパーカーブランドとして、トップレベルの充実した内容の認定中古車制度をもつマクラーレン。今回紹介した720Sの認定中古車は、カーセンサーEDGE.netに15台が掲載されている(5/31現在)。支払総額の価格帯は2740万~3640万円。一方でGTの認定中古車は28台が流通しており、支払総額は2050万~2880万円。どちらのモデルも台数は決して多くないが、その割にはボディカラーが豊富にあるので、自分好みの1台を選びやすいと言えるだろう。ファーストマクラーレンの選択肢として大いにアリだ。
McLaren 認定中古車プログラム
[対象車両]初年度登録から10年以内、かつ走行距離8万km以内
[納車前点検項目]マクラーレンの定める点検項目
[部品交換内容]車両状況に応じて交換
[保証期間]1年間・走行距離2万km以内の無料保証付帯。有料で2年間保証への延長が可能 (走行距離制限については各店でご確認ください)
[保証内容]設定した条件内で保証(通常の摩耗、事故、不適切なメンテナンス、非純正装置・改造、サーキットでの使用は対象外)
[サービス]ロードサイドアシスト
[残価設定ローン]あり
リテーラーネットワーク
東京都港区赤坂7-1-1
青山安田ビル
営業時間:10:00~19:00
(土日祝:10:00~18:00)
定休日:水曜日
tel.03-6438-1963
(株)エムティーインターナショナル
□ マクラーレン麻布
東京都港区南麻布5-2-32
営業時間:10:00~18:00
定休日:水曜日
tel.03-3446-0555
ブルース(株)
□ マクラーレン横浜
神奈川県横浜市
西区みなとみらい6-2-13
営業時間:10:00~18:00
定休日:火曜日
tel.045-306-9707
ブルース(株)
大阪府大阪市
中央区北久宝寺町3-5-12
営業時間:10:00~18:30
定休日:水曜日、第2・4火曜日
tel.06-6121-8821
八光自動車工業(株)
□ マクラーレン名古屋
愛知県名古屋市中区栄5-27-14
営業時間:10:00~18:30
定休日:火曜日、水曜日
tel.052-261-8887
八光自動車工業(株)
□ マクラーレン広島
広島県広島市
西区南観音7-16-10
営業時間:10:00~18:00
定休日:水曜日、第1・3火曜日
tel.082-942-0217
(株)GLブリティッシュ
□ マクラーレン福岡
福岡県福岡市東区原田4-30-8
営業時間:10:00~19:00
(日祝:10:00~18:00)
定休日:水曜日
tel.092-611-8899
永三MOTORS(株)
東京都江東区有明1-5-3
営業時間:10:00~19:00
(土日祝:10:00~18:00)
定休日:月曜日
tel.03-3528-1963
(株)エムティーインターナショナル
□ マクラーレン クオリファイド大阪
大阪府豊中市名神口1-14-33
営業時間:10:00~18:30
定休日:水曜日、第2・4火曜日
tel.06-4866-0001
八光自動車工業(株)
□ マクラーレン クオリファイド名古屋
愛知県名古屋市
西区上名古屋1-3-5
営業時間:10:00~18:30
定休日:火曜日、水曜日
tel.052-528-5855
八光自動車工業(株)