フィアット パンダ 4×4の圧倒的かわいさにメロメロ……【BBQ芸人・たけだバーベキューのナイスなバーべカーを探せ！】第6話

たけださーん！「本当はこういうのに乗りたい」っておっしゃってた、カクカクで小さい四駆を見つけちゃいましたよ。

ご覧ください、こちら初代フィアット パンダの四駆モデル、パンダ4×4（フォーバイフォー）です。

かっこいい！！

パンダは、1980年からモデルチェンジをしながら今も3代目が作られている車なんですが、この初代は1980年から2003年までの生産になります。四駆の4×4は、83年に追加されたモデルになりまして、4WDシステムはゲレンデヴァーゲンも手がけたシュタイア・プフ社のもの。この物件は96年型なので、1986年のマイナーチェンジ以降を指す、通称セリエ2の後期型になります。

そして初代パンダのキモといえば、なんといってもみなさんご存じのジウジアーロデザイン！

失礼しました。ジョルジェット・ジウジアーロといえば車好きの間では超有名なイタリアのプロダクトデザイナーなんです。

有名どころでは初代フォルクスワーゲン ゴルフですとか、スーパーカーならロータス エスプリ、日本車ではいすゞ 117クーペやピアッツァ、スバル アルシオーネSVXといったところでしょうか。

このパンダもそうですが、エッジィで直線的なデザインが特徴的で、機能美が詰まったスイッチやボタン類もジウジアーロならではなので、ぜひ見てみてください。

ではエーゼットオート横浜の小玉さんにご案内してもらいましょう。

よろしくお願いします。

こうやって、鍵穴のあるボタンを押し込みながらドアパネルを引くと開きます。

オリジナルで、適度にヤレてるところがいいんですよね。

パンダは右もまれにはありますけど、基本設計が左ハンドルなんで、車にとっては左の方がいいでしょう。

慣れれば左のマニュアルが一番じゃないですかね。タイヤハウスの裏側が左足の置き場にもなるし。左手に盾を持って右手に槍を持ったっていう歴史があるので、右手にシフトっていうのが正解だっていわれますけど。

たぶん前オーナーさんが後付けしたものっぽいですね。確かに付いてると四駆感が上がるアイテムですよね。

ミラーの角度調整が電動じゃなくて手動なので、調整用のレバーです。運転席からでも助手席側にも手が届くので。

むしろシンプルでタイムレスなデザインですもんね。

ドアハンドル先端のレバーを引き上げると開きます。

早くもたけださんがジウジアーロデザインの魅力にからめとられてきました（笑）。

そもそもこれ1台で、家族で乗って何でもこなせるオールマイティな車、しかも庶民の手に届く安い価格でっていうコンセプトで作られてる車ですから。

ないですよ（笑）。

最終型でも54馬力くらいしかなかったですね。

でも軽いから、全然普通に走れますよ。

では、後ろに回ってみましょう。これ四駆なんでリアハッチに「4×4」っていう……。

（リアハッチを開ける）中はこんな感じですね。

後席をぱたんとフォールディングして広くすることもできますから。

ルーフレールも付いてますから、キャリアで屋根に荷物を積むこともできますよ。

車両本体77万7000円です。2年車検取って100万円行かないくらい。

以前この企画で見たテラノの3分の1じゃないですか！