トヨタ GR86&スバル BRZの中古車が早くも増加中! 新車検討中だけど納車遅延は避けたい方、必見です!
2022/09/14
▲兄弟車関係となるGR86とBRZだが、デザインだけでなく味付けなどもメーカーごとのカラーが出ている登場から1年近く経ち、中古車台数が増えてきた!
スペース効率やコスト面などを考えて前輪駆動のモデルがほとんどとなった現在の新車ラインナップの中で、流麗なクーペスタイルとFRレイアウト、そして頑張れば手が届く価格帯をキープしているトヨタ GR86&スバル BRZ。
2021年10月には2代目へとフルモデルチェンジを果たしましたが、間もなく1年となるこのタイミングで、中古車市場にも物件がチラホラ見つかるようになってきました。
▲今では希少となったFRレイアウトをもつクーペモデルだ折からの半導体に代表される原料不足や物流の停滞の影響で、新車の納期が遅れているのはご存じのとおり。
そして、それはGR86&BRZも同様で、執筆時点では納車まで1年近くかかっているという話もあります。
そこで、掲載台数が増えてきている今、ぜひ中古車も視野に入れてみるというのはいかがでしょうか。
以下、現行型GR86とBRZの中古車状況について、もう少し詳しく見てみましょう。
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トヨタ GR86(現行型) ×全国▼検索条件
スバル BRZ(現行型) ×全国GR86&BRZの現在の中古車の状況とは?
登場から1年ほどが経過したGR86とBRZですが、中古車の掲載台数はどちらも同じような右肩上がりの傾向となっています。
2022年8月時点のカーセンサーnetへの延べ掲載台数ですが、GR86は134台、BRZは74台と両方合わせて200台ほどが掲載されています。
▲2022年の初頭から増加のペースが上がり、一気に延べ掲載台数が100台を超えたGR86の中古車
▲現行型BRZの中古車掲載台数はGR86より少ないものの、じわじわ増えて70台を突破ご覧のとおり、掲載台数はGR86の方が多くなっていますが、これは新車販売台数もGR86の方が多いためであり、どちらを選ぶかは好みで決めてしまって問題ないと言えるでしょう。
一方の2022年8月時点での平均価格はGR86が381万円、BRZが344.9万円となっており、どちらも新車価格を上回る平均価格となっています。
しかし、これはチューニングブランドのコンプリートカーや、TRDやSTIなどの高額なオプションパーツを多数装着した車両が掲載されているのが大きな要因です。
とはいえ、即納が可能な中古車ということもあって、若干プレミア価格となっている物件が多くなっているのは事実です。
ただし、ランドクルーザー300のような超プレミア価格というワケではないので、納期と価格の差を天秤にかけて納得できれば十分に狙う価値はあると言えるのではないでしょうか?
▲掲載台数ではGR86の方が多くなっているが、ここは好みで選んでしまって問題ないだろうそもそもGR86&BRZってどんな車?
では、改めてGR86とBRZがどんなモデルだったのかおさらいしてみましょう。
2012年に初代モデルが登場した86&BRZは、2021年にフルモデルチェンジを果たして2代目へと進化しました。このタイミングで86はGR86へと正式名称を変更していますが、BRZと実質的な兄弟車関係にある点は変わりありません。
ただ、発売日は微妙に異なっており、まずは2021年7月にBRZがリリースされ、3ヵ月遅れの同年10月にGR86が登場という形となりました。
2代目モデルもプラットフォームは初代のものをキャリーオーバーして使用していますが、当然ながら各部は改良が加えられておりボディ剛性などは大幅に向上。
そして、何より搭載される水平対向4気筒エンジンが初代の2Lから2.4Lへと排気量が拡大されたことで、よりパワフルでスポーツカーらしい走りを楽しむことができるモデルに進化しています。
▲ボディ剛性がアップしただけでなくアルミパーツを多数採用して軽量化もなされた新型のボディGR86とBRZの違いはエクステリアデザインや内装の加飾などの違いだけではなく、両車とも走りにつながる部分で差別化を図っています。
スプリングやスタビライザーのレートが異なる点はもちろんのこと、フロントハウジング(フロントナックル)がGR86は鋳鉄製なのに対してBRZがアルミ製、リアのスタビライザーの取り付け方法もGR86がサスペンションメンバーに取り付けられるのに対し、BRZはリアサポートサブフレームを介してボディに直に取り付けられているといった違いがあるのです。
▲走りに関わる部分で最も違うのがサスペンションで、セッティングはもちろん材質やリアスタビライザーの取り付け位置まで異なっているこれはどちらが優れている、というものではなく、好みの問題が大きい点となりますので、購入を迷っている人は両方を試乗してみてより自分好みの動きをしてくれる方を狙うのがベストと言えそうです。
その他の違いとしては設定されるボディカラーの他、グレード体系も異なっています。
GR86は、上級グレードの「RZ」、中間グレードの「SZ」、カスタマイズベースの「RC」と3グレードであるのに対し、BRZは上級グレードの「S」とエントリーグレードの「R」の2グレードのみとなる点となります(両車ともモータースポーツベース車の「カップカーベーシック」も設定)。
▲GR86にのみ設定される「RC」はカスタマイズベースであるため、標準ではアルミホイールすら備わらない両モデルとも最上級グレードが豊富
現在、中古車として掲載されているGR86&BRZの傾向ですが、トランスミッションに関してはスポーツカーらしく6速MT車が全体の8割ほどを占めており、圧倒的な人気となっています。
▲すでに希少となっている3ペダルMTの方が掲載台数が圧倒的に多いまた、スポーツカーというと修復歴が気になるところですが、登場間もないこともあり「修復歴あり」の車両は数えるくらいしか掲載されておらず、全体のわずか3%といったところでした。
最も掲載台数が多いのが最上級グレードのGR86 RZとBRZ Sで、およそ6~7割がこのグレードとなっています。
先日発表されたばかりの特別仕様車「10th アニバーサリーリミテッド」や、ワンメイクレースのベース車である「カップカーベーシック」は、今のところともに掲載はありません。
▲特別仕様車も今後中古車物件が登場してくることになりそうだが、高値となるのは必至か?そして気になる価格帯ですが、車両本体価格で300万円を切るのはGR86、BRZともに1台のみとなっており、ボリュームゾーンはGR86が350万~370万円、BRZが330万~350万円と若干の差がありました。
これは、GR86の方がカスタマイズパーツを多く装着しているものが多いことが要因と言えそうです。
▲ディーラーオプションとしても様々なカスタマイズパーツが用意されているため、それらを装着した車両は当然高値となっている最後に走行距離については、最も多いのは500km以下の新車に近い状態のもの。
当然の結果とも言えますが、新車を検討している人も一見の価値があると言えそうです。
今回は、希少となったFRスポーツクーペのGR86&BRZの中古車についてチェックしてみましたが、意外にも(?)即納の低走行車でもそこまでプレミア化していませんでした。
今後も延びていきそうな納期を考えると、中古車も含めて検討する価値はあるかもしれません。
▲新車にしても中古車にしても、ご時勢的なものを考えると早めに決断した方が良さそうな気配今後、さらなる納期延長が発生すると、他車種のようにオーダーストップとなることも十分考えられ、そうなると中古車の平均価格も大きくハネ上がることはすでに実証済みですから、新車にしろ中古車にしろ狙っているのであれば早めに動いた方が吉と言えるでしょう。
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自動車ライター
小鮒康一(フナタン)
スキマ産業系自動車ライター。元大手自動車関連企業から急転直下でフリーランスライターに。中古車販売店勤務経験もあり、実用車からマニアックな車両まで広く浅く網羅。プライベートはマイナー旧車道一直線かと思ったら、いきなり電気自動車のリーフを買ってしまう暴挙に出る。現在はリーフを手放し3代目インサイトをメインに、NA、NB2台のロードスターや初代パルサー、S660に17系クラウンなど雑多な車種を所有中。
この記事で紹介している物件
トヨタ
GR86 2.4 RZ 純正9型ナビ バックカメラ アイサイト ハーフレザーシート シートヒーター ドラレコ ETC LEDヘッドライト クルーズコントロール 純正18インチアルミ デュアルエアコン パドルシフト
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