フォルクスワーゲン ティグアン|2Lターボ+4WDの前期型がメインターゲット【予算100万円ならコレが買い】
カテゴリー: 特選車
タグ: フォルクスワーゲン / SUV / クルマを選び始めた人向け / ティグアン / 総額100万円で狙おう / 中野剛 / c!
2020/10/06
予算100万円で狙える数少ない輸入SUV
フォルクスワーゲン初のコンパクトSUVとして2008年9月に日本へ導入されたティグアン。すでにシリーズ2代目となる現行型の登場から3年以上が経過し、初代の中古車相場がかなりこなれてきている。予算100万円で狙える数少ない輸入SUVとしての存在感が高まる一方で、流通量の減少傾向も目立ってきた。
そんな初代ティグアンを予算100万円でどう攻めていくか、モデルの特徴を振り返りながら見ていこう。
前期型は2Lターボ+4WD仕様のみで展開
初代ティグアンのボディは全長4460mm、全幅1810mm、全高が1690mmで、全高を除けばマツダ CX-30とほぼ同サイズとなる。日本の道路事情にもマッチしたボディに2Lターボエンジンを搭載。駆動方式も4WDのみだったが、2012年11月以降は1.4Lターボエンジンと2WD(FF)を組み合わせた仕様も設定されている。
外観は2012年11月のマイナーチェンジを境にガラリと印象が異なってくる。前期型は全体的に丸みを帯びたデザインだが、マイナーチェンジ以降の後期型は、水平基調のグリルや各部にエッジを強調したデザインを採用するなど、現行型に近いルックスとなった。
荷室はスライド式のリアシートの採用により、最大1510Lに拡大。シートアレンジ次第では、最長2.5mの長尺物も積める使い勝手の良い室内も大きな魅力だ。
最上級グレードのRラインは予算100万円圏外
グレード展開は前期型と後期型で異なるものの、前期型の場合は標準的なトラック&フィールド、都会的な雰囲気のスポーツ&スタイル、走行性能の高さを強調した最上級グレードとなるRラインの3部構成。
全国でも流通量が120台前後と少ない中古車では、前期型と後期型の割合はおおむね半々。最安値帯を含む予算100万円圏内は、前期型の2Lターボエンジン+4WDが中心だ。グレードではトラック&フィールドが最も多く、それにスポーツ&スタイルが続く。今のところ、最上級グレードのRラインは予算100万円圏外だ。
後期型にこだわるなら待たずに予算アップすべし!
予算100万円で狙う場合、流通量が少ない点を考慮し、特定のグレードに絞り込むのではなく、予算100万円圏内の物件すべてをターゲットとして捉えるのが◎。タイミング次第では、走行距離5万km台の物件やライストゥンという劇レアの特別仕様車もヒットするので、ピンときたら即断即決すべし!
外観が大きく切り替わった2011年式の後期型にも、予算100万円で狙える物件がちらほら出てきているが、まだ狙い撃ちできる状況ではない。もし後期型にこだわるなら、じっくり待つのではなく予算を130万円程度までアップして、早めに勝負に出る作戦の方が良さそうだ。
▼検索条件
フォクスワーゲン ティグアン(初代)×総額100万円以下×全国【関連リンク】
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