▲都市型4WDは輸入車ワゴンで。

豪雪地帯以外ではクロカンより「ヨンクのワゴン」が何かと便利

北海道や東北以外のエリアでも肌寒くなってきた昨今。平野部で雪が降るのはまだ先でしょうが、そろそろ冬(雪道)に強い車が何となく欲しくなる頃合いです。そうなると気になるのが「4WD」。

しかし都市部に住んでいる人はヘビーデューティなクロカン四駆よりも、スマートな「4WDステーションワゴン」の方が何かとつぶしが利くはず。走行性能と快適性はセダンに匹敵し、積載性もクロカンに迫り、そしていざというときは四輪駆動になる4WDステーションワゴン。本格的な冬が来る前に注目してみてはいかがでしょうか?

4WDのステーションワゴンといっても国産車から輸入車まで幅広い選択肢がありますが、今回のオススメは輸入ワゴンです。国産ワゴンがダメというわけではもちろんないのですが、ステーションワゴン作りにおいては輸入車に一日の長がありますので、どちらかといえば輸入車の方がスタイリッシュで、かつ機能的な4WDステーションワゴンを選びやすいのです。

▲そもそも選択肢が豊富で、そして内外装とも大人のセンスあふれる上質なデザインとなる場合が多い輸入ステーションワゴン。写真は旧型アウディ A4アバント ▲そもそも選択肢が豊富で、そして内外装とも大人のセンスあふれる上質なデザインとなる場合が多い輸入ステーションワゴン。写真は旧型アウディ A4アバント

総額150万円以下でも十分納得の選択が可能

「輸入車のステーションワゴンで、4WD機構も付いていて……となると、かなり高額なんじゃない?」という疑問もあるでしょう。それは確かにそのとおりで、例えばですがクワトロシステムでおなじみの現行アウディRS4アバントを買うとなると、新車で1317万円、中古車でもカーセンサー掲載物件の平均価格を見ると944.2万円もします。

もちろん現行RS4アバントはそういった価格なりの素晴らしい乗り味を楽しめる車ですが、何もそこまで出さずとも「輸入4WDステーションワゴンの世界」を堪能できます。具体的には「支払総額150万円以内」ぐらいをイメージしておけば、結構ステキな「ヨンクの欧州ワゴン」を探すことは十分以上に可能です。

あくまで一例ですが旧々型のフォルクスワーゲン パサート ヴァリアントであれば、2006~2007年式のV6 4モーションを総額150万円以下で狙えます。この「4モーション」というのは「ハルデックス・カップリング」という方式を使った4WDシステムで、通常時は前輪駆動車として走りますが、状況に応じて瞬時に後輪にトルク配分するというものです。特に雪道の上り坂ではかなりの威力を発揮します。

同じくハルデックス・カップリングを使った「クワトロシステム」で有名なアウディのステーションワゴンを探したい場合は、2005~2007年式付近の旧型A4アバントが中心になるでしょう。こちらも総額150万円以下という手頃な相場でまずまずの台数が流通しており、それでいてスタイリッシュな内外装デザインと、アウディらしいシュアな走りを堪能することができます。

▲2006年4月から2011年4月まで販売された旧々型フォルクスワーゲン パサート ヴァリアント。4WDの「V6 4モーション」は最高出力250psの3.2L V6DOHCエンジンを搭載しています ▲2006年4月から2011年4月まで販売された旧々型フォルクスワーゲン パサート ヴァリアント。4WDの「V6 4モーション」は最高出力250psの3.2L V6DOHCエンジンを搭載しています
▲こちらは05年2月から08年7月までというやや短命だった旧型アウディA4アバント。4WDのクワトロは2L ターボと3.2L V6エンジン搭載モデルに用意されています ▲こちらは2005年2月から2008年7月までというやや短命だった旧型アウディA4アバント。4WDのクワトロは2L ターボと3.2L V6エンジン搭載モデルに用意されています

長距離を走る可能性が高いジャンルだけに充実した保証はマスト

他にもまだ候補となる輸入4WDステーションワゴンはたくさんあります。詳しくは下記の物件リンクからご参照いただくとして、最後にひとつ「注意点」を述べておきましょう。

4WDの輸入モノに限った話ではなく、ステーションワゴンというのは全般的に「長距離をズバッと走ってナンボ」「旅行や様々なアクティビティのお供に使ってナンボ」というニュアンスが強いカテゴリーです。それゆえ、販売されている中古車の走行距離は同年式のセダンやハッチバックなどと比べて多めな場合も結構ありますし、またあなたが購入してからも、いろいろなアクティビティのお供として距離を延ばすことでしょう。というか延ばしてこそのステーションワゴンです。

それを見越したうえで、「カーセンサーアフター保証」を付帯させておいた方が何かと安心なはずです。車というのは「距離が延びる=壊れる」という単純なものではありません。しかし、それでもやはり、走っていれば様々なリスクは増すのが世の道理です。それゆえ、業界最高水準の保証内容といっても過言ではアフター保証を付帯させておくべきかなと思うのです。

もちろん保証を付けるかどうかはあなた次第ですが、付帯させたとしても総額150万円以下で狙える物件もございます。いきなりの降雪でドギマギしないためにも、ぜひ今のうちから輸入4WDステーションワゴンをご検討ください。

▼検索条件

輸入ワゴン&4WD×総額150万円以下×CSA保証対象車
※プランでCSA保証を付けた場合、総額150万円を超える場合があります