▲このミニバン、50万円以下でもめっちゃ使える。

あえてスライドドア以外のミニバンを!

車を買い替えるキッカケは様々。「結婚した」「子供が生まれた」といったライフステージの変化も要因のひとつでしょう。今回は子供が生まれたときに買い替えることの多いミニバンをご紹介いたします。

ひと口にミニバンといっても、多くのタイプがあり、広さが気に入って買う人もいれば、スライドドアが便利と購入する人もいます。現に今のミニバンはスライドドアを採用しているものがほとんどです。ただ一方で「昔から慣れているから」と、一般的なヒンジ式のドアのものを好む人も意外と多いんです。

今回は、そんな人にピッタリな三菱 グランディスに注目しました。ヒンジ式のミニバンは旧型以前のオデッセイのような一部車種を除けば、さほど人気がないこともあって非常にお手頃。「とにかく安くミニバンを買いたい」という方にもオススメしたい1台です。

シートの工夫がてんこ盛り

グランディスが登場したのは2003年5月。シャリオグランディスの後継車で、初代シャリオから数えて4代目に当たるモデルです。開発のテーマは「ライフスタイルをより豊かにする次世代ミニバン」でした。

グランディスの魅力は、とにかくシート。いたる所に工夫がなされていて、使い勝手は抜群です。例えば、ユースフルシートと呼ばれる助手席シート。座面を前方に持ち上げることができ、大容量の収納ボックスとして使えます。

セカンドシートには、座面の角度を3段階に変えられるチルト機能を採用。リラックスできる姿勢で乗車できます。サードシートは跳ね上げ式ではなく、左右分割の床下収納となっていて、大きな荷物を積む際も出し入れしやすくなっています。

さらに、子供がいるファミリーに嬉しいポイントがもうひとつ。たばこ臭や生活臭、ホルムアルデヒドなどの化学物質を吸着し、水や炭酸ガスに分解する消臭加工が天井の素材に施されていて、長く快適に乗り続けることができるんです。

▲フロントマスクを起点に、サイドのウインドウラインやキャラクターラインなど流れるような連続性のあるフォルムが特徴です ▲フロントマスクを起点に、サイドのウインドウラインやキャラクターラインなど流れるような連続性のあるフォルムが特徴です
▲インパネまわりはウエーブラインを基調とし、空間の広がり感とリラックス感を演出。シフトパネルは金属調または木目調の素材を使用しています ▲インパネまわりはウエーブラインを基調とし、空間の広がり感とリラックス感を演出。シフトパネルは金属調または木目調の素材を使用しています
▲頭上空間もしっかり確保され、ゆったりくつろげるインテリア。セカンドシートはベンチタイプとキャプテンタイプ(独立型)が用意されています ▲頭上空間もしっかり確保され、ゆったりくつろげるインテリア。セカンドシートはベンチタイプとキャプテンタイプ(独立型)が用意されています
▲フロントシートにはカップホルダー付のシートサイドテーブルの他、背面にはセカンドシート用のパーソナルテーブルが備えられています ▲フロントシートにはカップホルダー付のシートサイドテーブルの他、背面にはセカンドシート用のパーソナルテーブルが備えられています

50万円以下でも走行距離は少なめ

冒頭でとにかく安いミニバンを……と話をしましたが、グランディスは価格も魅力的です。カーセンサーに掲載されている中古車の平均価格は約36万円(2015年9月5日現在)。カーセンサーアフター保証対象車が総額でも50万円以下で十分に手に入ります。

平均走行距離は約7万1000kmと高め。とはいえ、低走行の物件も当然掲載されており、例えば走行距離2万3000kmで、ワンオーナー&修復歴なしの中古車が総額48万9000円となっています。

その他の物件に関しても、走行距離が10万kmオーバーというのはあまりなく、ほとんどが4万~9万km程度。2003年デビューだということを踏まえると、比較的安心感が高いモデルだと言えると思います。ただ、初期モデルはすでに10年選手なので、できるだけ走行距離の少ないものや、アフター保証が付けられる物件を選ぶことをオススメします。

子供がいると、何かと出費がかさむもの。車にかかるお金はできるだけ抑えて、その分を家族旅行や子供のために使うというのもステキな車の買い方ではないでしょうか?

▼検索条件

三菱 グランディス×総額50万円以下×CSA保証対象車
※プランでCSA保証を付けた場合、総額50万円を超える場合があります