個性的な車をお探しの方にオススメの“見逃された”SUV
カテゴリー: 特選車
タグ:
2014/06/30
総額150万円以下で手に入る、魅力的な“見逃された”SUVたち
トヨタ ハリアーの対抗馬として投入されたMDX。北米では後継車の投入がありましたが、日本では1代で生産終了。しかし、車としての魅力はたっぷりです
MDXのボディサイズはたっぷりとしているので、大人5名が快適に座れ、いざとなれば7名乗車も可能。もちろん、シートアレンジも自在で使い勝手も○
ちょっと丸みを帯びたデザインで、可愛らしくすらあるグランドエスクード。ラダーフレームはちょっと古くさい乗り味ですが、SUVらしい力強さを感じさせます
3.3L V6エンジンと電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステムは、ハリアーハイブリッドと同じ。力強い加速と低燃費を両立しています
差別化できてオトクなSUVをピックアップ!
TPOにとらわれることなく、どんなシーンでも活躍できるSUVは人気のボディタイプです。人気ということは、それなりに需要があって(=値段が落ちにくい)、それなりの台数が走っているわけです。
でも、中には“見逃されている”SUVも存在しています。あまり見かけることがなくとも、魅力たっぷり。需要が少ないゆえに、リーズナブル。今回はそんな「個性派」をご紹介します。
オススメするのは、ホンダ MDX、スズキ グランドエスクード、トヨタ クルーガーハイブリッドの3モデル。大人5名が余裕で座れて、いざとなれば7名乗車もできます。もちろん、荷物もたっぷり積めます。SUVに乗ったからといってオフロードをガンガン走ることなんてあまりないでしょうが、悪路走破性も十分に備えています。
人気は出なかったが、中身はしっかり
ホンダ MDXは、北米ではホンダの高級ブランド「アキュラ」から販売されていました。レクサス RX(日本ではハリアー)の対抗馬として投入されたモデルです。ラグレートがベースですから、日本では大きな車かもしれません。それゆえ商品としては“成功”しなかったのでしょう。搭載エンジンも3.5L V6と日本では結構な排気量で、これもヒットしなかった要因かもしれません。しかしそれは、裏を返せば、威風堂々とした大きさとパワフルさを備えているということ。非常に魅力的な車でした。
スズキ グランドエスクードはエスクードがベースの3ナンバーSUV。2.7L V6エンジンは必要十分なパワーを発揮し、地を這うような4輪駆動車っぽい走りで“本格派”であることを感じさせてくれます。しかし、日本では「スズキ=軽自動車」というイメージが強いためか、あまり人気が出ませんでした。
トヨタ クルーガーハイブリッドは、ハリアーハイブリッドの兄弟車(販売チャンネル違い)。ハリアーよりも保守的なデザインで、顧客の間口を広げたようですが、日本市場ではあまり受け入れられませんでした。基本がハリアーハイブリッドと同じだけあり、その実力は折り紙つき。加速時における電気モーターのアシストは本当に力強く、中間加速は当時のポルシェ カイエンターボに匹敵するほど凄いんです。ハイリッドというと「エコ」のイメージですが、動力源としての可能性を垣間見せてくれました。
カーセンサーアフター保証対象車はわずか!
いずれの車も総額150万円以下で、カーセンサーアフター保証対象車が十分に狙えます(2014年6月23日現在)。平均車両価格は、グランドエスクードが約65万円、MDXは約110万円、クルーガーハイブリッドは約140万円と分かれています。どれも良い車なので、予算に合わせて選んでみるのも“手”だと思います。
そして、注目すべきは3車の物件数です。いずれもカーセンサーnetの掲載台数は少なく、モデル全体で見ても、グランドエスクードは11台、MDXは18台、クルーガーハイブリッドは30台しかありません。その中でアフター保証を付けられる物件となると本当にわずかです。
お世辞にもヒットしたとは言えないモデルですから生産台数自体が少なく、流通量が今後大きく増えるというのは考えにくいです。そういった意味では、安心して手に入れられる今はかなりの購入チャンスだと言えます。興味がわいたなら、ぜひご検討してみてください。
※プランでCSA保証を付けた場合、総額150万円を超える場合があります