予算50万円！ 車好きに乗ってもらいたい3L超級ミニバンとその魅力
2014/02/07
図太いトルクは“笑み”をもたらす
1997年に登場した初代日産 エルグランド。大排気量のエンジンを搭載し、トルクフルな走りが魅力です。この押し出しの強いフロントマスクも人気でした
初代エルグランドの押し出し感、大排気量エンジンに対抗すべく 3.4Lのエンジンを搭載したトヨタ グランドハイエースが投入されました
ホンダ ラグレイトは、当時のスポーツカーに引けを取らない走りの良さがウリでした。その魂はエリシオンに引き継がれています
三菱 デリカスペースギアは高い利便性、ちょっとしたオフロードもこなせる悪路走破性っを両立。その狙いは、アウトドアを目的としたユーザーにウケました
ビッグトルクは車好きなら一度は味わいたい
ダウンサイジングが最近のトレンドですが、たっぷりとした排気量がもたらすトルクはスポーツカーでなくとも気持ちが良いものです。特に、ボディが大きなミニバンだとグワッと背中を押し出される（FFの場合は引っ張られる）ような、速くなくとも重量物が素早く動く感覚は、車好きなら一度は味わっておきたい快感です。というわけで、排気量3L以上あるミニバンの中で、今こそ狙いたい5台をピックアップしました。
今回、紹介するのはカーセンサーアフター保証対象車の「最終年」となる2001年式のモデル。同じ年式でも旧型、旧々型、絶版モデルと選択肢は色々あります。例えば、トヨタ エスティマの旧型が狙えます。旧型エスティマの中古車相場は同年式、近似条件で比較すると2.4Lモデルのほうが3割程度高くなっています（2014年2月1日現在）。
新車価格は大排気量モデルのほうが高いのに、中古車相場では大排気量モデルのほうが安価になる傾向があります（スポーツカー以外）。これはエコ志向の表れなのでしょうが、中古車市場における面白い現象のひとつだと言えるでしょう。そういう意味でも「あえて排気量の大きなグレードを狙う」のは、穴場なのかもしれません。
旧型に負けず劣らずの大排気量ミニバン4台をご紹介！
さて、残りの4台もご紹介します。まずは日産 エルグランド（旧々型）。たっぷりとしたボディサイズに当時の国産ミニバン最大級の排気量を誇るエンジンを搭載。旧々型というハンデを感じさせない中古車相場から、今なお衰えない人気を感じさせます。思わずニヤってしまうほどトルクフルな走りが、ウケているのでしょう。
続いては、3.4Lエンジンを搭載したトヨタ グランドハイエース。ホイールベースが2985㎜と長いのが特徴で、人気のアルファード/ヴェルファイアでなく、あえてグランドハイエースを狙うというのも面白いでしょう。
一部では熱烈なファンがいるホンダ ラグレイトもオススメです。搭載しているエンジンは非常にパワフル。当時のスポーツカーにも引けを取らないような走りに「ホンダの“スポーツカー魂”はミニバンにも宿る」なんて言われたものです。
そして最後の1台は、三菱 デリカスペースギア。オフロードもこなせるフルサイズ大排気量ミニバンで、パジェロと最近人気のフルサイズミニバンを足して2で割ったような車です。当時はアウトドアを目的としたユーザーに人気を集めました。
燃費、維持費はビッグトルクの快感に勝らず
そんな車たちが、今なら総額50万円以内で狙えます。たしかに、排気量が大きなエンジンを搭載した車は排気量が小さなエンジンの車よりも、燃費と維持費の面で劣ることは否めません。しかし、図太いトルクがもたらす走りは「快感」の一言です。
意見が分かれるところでしょうが、例えば年間のガソリン代が50万円のところ60万円かかったとしても、それだけの価値があると思います。また、低年式なぶん購入金額は最近のモデルより安く抑えられるはずので、トータルなコストパフォーマンスでは負けてないと思いますよ。
2001年式と聞くと不安になる方も多いでしょう。それでもアフター保証を付けていれば、万が一のトラブルの際もカバーしてくれるので安心感が高いです。もし気になった車があれば、ぜひ物件をチェックしてみてください。
※プランでCSA保証を付けた場合、総額50万円を超える場合があります
※2【トヨタ】エスティマ（旧型）/グランドハイエース【日産】エルグランド（旧々型）【ホンダ】ラグレイト【三菱】デリカスペースギア
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