▲カーセンサーnetでは14タイプに車を分けている ▲カーセンサーnetでは14タイプに車を分けている

覚えておきたい、14タイプの車の特徴

車を選ぶためには、まず車のタイプ別の特徴をきちんと把握しておきたい。それらのメリット・デメリットを理解していないと、購入してから後悔する場合もある。

カーセンサーnetでは下記の14タイプに車を分けている。タイプ別に中古車物件を一覧で表示できるので、車のタイプ別の特徴をぜひ覚えておこう。

■軽自動車
全長3400mm×全幅1480mm×全高2000mm以内で、排気量660cc以下という国の規格に沿って作られた車。定員は4名以下となる。自動車税が安い、他と比べて燃費が良いなど維持費が安いのも特徴だ。

■ミニバン
3列シートを備え、たくさんの人や荷物を乗せられる広い室内空間を有した車。大きさは5ナンバーサイズに収まるコンパクトなものから、ボックス型、ワゴンタイプなど様々。6人以上乗せることが多いなら検討したい。

■クロカン・SUV
一般的に車高の高いワゴンスタイルの車。本来はオフロードも走れる車に対して使う言葉なだけに、基本的には4WDを設定している車がほとんど。スキー・スノボーで雪道や、サーフィンで砂浜を走るという人などにオススメ。とはいえ、2WD車を用意している車種も多く、最近では2WD車のみという車種もある。

■セダン
エンジンルーム、乗員スペース、トランクルームの3つがそれぞれ独立している車。それぞれが独立しているため、一般的には他より遮音性や安全性が優れているといわれている。

■ステーションワゴン
セダンやハッチバックをベースに、より大きな荷室を確保した車。荷物を多く積んで移動することの多い人には便利。

■ハッチバック
車の後部が跳ね上げ式ドア(ハッチ)になっていて、乗員スペースと荷室が一体化している車。軽自動車やコンパクトカークラスなど小さい車に多い。

■クーペ
ドアが左右1枚ずつとなり、乗降性は4ドアより劣る。その代わりスタイルが流麗で、高い走行性能をもつ車が多い。

■オープン
幌などでできたルーフ部分を開閉できる車。他のタイプにはない開放感を味わえるのが特徴。コンバーチブル、カブリオレ、バルケッタ、ロードスター、スパイダーなどとも呼ばれる。2ドアも4ドアもある。

■商用車・バン
荷物の運搬など、仕事のために使う車。一般的な車と見た目はほぼ同じだが、車両価格を抑えるために装備は必要最小限にとどめられていることが多い。

■ハイブリッド
ガソリンエンジン+モーターなど、2種類の異なる動力源を搭載している車のこと。日本ではガソリンエンジン+モーターのハイブリッドカーが主流で、低燃費なのが大きな特徴だ。

■福祉車両
高齢者や体の不自由な人が乗り降りしやすいような工夫がされている車のこと。大きく分けて2種類あり、障がいをもつ人が運転しやすい装置を備えた車と、高齢者や体の不自由な人が乗り降りしやすい装置を備えた車がある。

■トラック
商用トラック。運転席を含む車体に、用途によって異なるボディ(冷凍用、ミキサーなど)をもつ車。屋根のない荷台(ピックアップ)を商用目的にもつ車も含む。

■ピックアップトラック
商用トラックのように、運転席を含む車体に屋根のない荷台をもっているが、乗用目的の車。アメリカ車などに多い。

■キャンピングカー
一般的に、車内での寝泊まりができるように工夫されている車のこと。大きなものではベッドだけでなくキッチンやリビング、シャワールームなどを備えた車もある。
 

text/カーセンサー編集部