冷却水/LLC|自動車なんでも用語集'

冷却水/LLC(れいきゃくすい/ろんぐ・らいふ・くーらんと)/[エンジン]

エンジンの熱を冷ますための水。

現在ほとんどの車が採用している水冷エンジンは、エンジン内部に冷却水を循環させ、ラジエターで放熱する仕組みになっている。この冷却水には、冬の寒さで凍ってエンジンやラジエターにダメージを与えないようにエチレングリコールが加えられ、また金属の腐食を防ぐための防錆剤などの添加物も含まれている。いわゆる不凍液だが、現在では長寿命を図って季節ごとの交換を不要にしたLLC(ロングライフクーラント)が主流だ。

多くの場合は原液を水で薄めて使われている。赤や緑などの色がつけられているのは誤飲防止などのため。基本的には2年ごとに交換するのが目安なので、車検時にはケチらずに交換を。