リサイクル法|自動車なんでも用語集'

リサイクル法(りさいくる・ほう)/[その他]

廃車になった車を正しくリサイクルするために定められた制度。

廃車は重量の約80%がリサイクルされるが、それ以外のシュレッダーダスト(解体・破砕後に残るゴミ)は埋め立て処分されている。これに加え、オゾン層破壊の原因となるエアコン用のフロンガスや、爆発性のあるエアバッグの処分にも費用がかかっていた。この費用を車の所有者が負担する仕組みが自動車リサイクル法だ。

具体的には新車購入時に1台6000円から1万8000円程度が加算され、預託証明書としてリサイクル券が発行される。車を売る場合にはこの分が売却費用に加算されて戻ってくることになる。また中古車として買う場合には、新しいオーナーがリサイクル料金を改めて負担する仕組みだ。