ハイオクガソリン|自動車なんでも用語集'

ハイオクガソリン(はいおく・がそりん)/[エンジン]

オクタン価の高いガソリンのこと。プレミアムガソリンともいう。

オクタン価とはノッキング(エンジンの異常燃焼)の起こりにくさの指標で、日本工業規格(JIS)でオクタン価が96以上のガソリンをハイオク、89以上のものをレギュラーと定められている。ハイオクガソリンは高性能エンジン用に指定されることが多いが、レギュラーガソリンを入れても、パワーダウンや燃費の悪化を招く可能性はあるものの、すぐに深刻なトラブルになることはない。

逆にレギュラーガソリン指定のエンジンにハイオクガソリンを入れた場合、ハイオクガソリンに清浄剤などが添加されていることが多く、その効果は期待できるが、パワーアップなどは望めない。自動車メーカー指定のガソリンを入れることが大切だ。