テンパータイヤ｜自動車なんでも用語集'

テンパータイヤ（てんぱー・たいや）/[足回り]

細いタイヤ幅をもつ応急用のスペアタイヤのこと。従来は4輪に装着されているタイヤと同じサイズのものがスペア用として装備されていたが、軽量化や荷室スペース確保のために、タイヤ外径は4輪に装着されているタイヤと同じながら、タイヤ幅を細くすることで軽量かつ省スペースのタイヤとして開発された。

ただしテンパータイヤは必ず非駆動輪に装着しなければならないことに注意。駆動輪に装着すると、タイヤが細いために左右輪の駆動力に大きな差が出て、思わぬ方向に車が走っていってしまうことがある。また、あくまで応急用なので、高速走行や長距離走行は避けたほうがよい。