グリーン税制|自動車なんでも用語集'

グリーン税制(ぐりーん・ぜいせい)/[環境]

グリーン税制とは、地球温暖化の原因になる二酸化炭素などを含む車の排出ガスを減らすため、環境にやさしい車の税金を軽減し、その普及を促進するための制度。これにより燃費性能と排出ガス性能によって、自動車税と自動車取得税が軽減される。

2001年4月1日より開始され、2008年3月末まで延長されたが、さらに燃費性能を厳しく見直すことで2年間延長された。2010年度燃費基準(2010年までに達成すべき基準)よりも10%以上燃費性能に優れ、かつ2005年基準よりも有害物質を75%以上低減させた低排出ガス車(☆☆☆☆車)は、自動車税を概ね25%軽減され、自動車取得税を15万円控除。

2010年度燃費基準よりも20%以上燃費性能に優れ、かつ2005年基準よりも有害物質を75%以上低減させた低排出ガス車(☆☆☆☆車)は、自動車税を概ね50%軽減され、自動車取得税が30万円控除される。燃費性能は車重によって区分されているので、適合車かどうかはカタログでチェックすること。