基本的に押印後はキャンセルできません。契約は慎重に!

基本的に押印後はキャンセルできません。契約は慎重に!|困ったときの自動車Q&A 車を購入する際には、車両本体価格や税金・諸費用を含んだ「支払総額」のほかに、「納車前の整備方法」「保証内容」「支払い方法」なども書面で確認します。これをまとめて、“自動車売買契約書”と呼びます。

ここに署名、押印した時点で契約は成立します。

車には通信販売などで使われる“クーリングオフ制度”がありません。そのため、あなたがハンコを押したということは、諸条件に納得して購入の意思を示したことになるので、一方的な契約解除や契約内容の変更はできません。

ただし、本当にどうしようもない事態が起こり、どうしても車を買うことができなくなったら、一刻も早くお店に連絡をしましょう。車の売買は、契約を交わしてから納車されるまでに数日かかります。まだ整備前だったり登録作業が終わっていなければ、事情によってはお店が解約に応じてくれる可能性もあります。
とはいってもこの場合、違約金や整備・登録にかかった実費を請求される可能性は高いでしょう。しかし、それはこちらの不手際だと思って納得するしかありません。

契約前にはじっくりと書類に目を通し、すべてを納得した上で慎重に押印することが重要です。