業務支援用ETC2.0ユニット「ND-ETCS20B」を発売
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2017/11/20
昨今、有料道路の料金収受だけでなく、安全運転支援や渋滞回避支援などのサービスが受けられるETC2.0対応車載機の普及台数が増加しています。パイオニアは、ETC2.0への対応に加え、シリアルポートを装備しているドライブレコーダーやデジタルタコグラフなど各社の車載機にETC料金や通過したゲートの情報を送信できるシリアル通信に対応した業務支援用ETC2.0ユニット「ND-ETCS20B」を発売します。
1) シリアル通信に対応
本機は、シリアルポートを装備しているドライブレコーダーやデジタルタコグラフ、タクシーメーターなど各社の車載機にETC料金や通過したゲートの情報を送信できるシリアル通信に対応しています。利用データを活用して、利用履歴の管理やリアルタイムな有料道路の乗り降り管理などを行えます。※1
2) クラウド型運行管理サービス「ビークルアシスト」でETC料金の管理が可能(2018年1月対応予定)
本機と業務用カーナビゲーション「B.PROカーナビ」※を接続することで、当社が提供するクラウド型運行管理サービス「ビークルアシスト」でETC料金などの利用履歴を管理することができます。※2
※「ETC2.0ユニット連携アプリ」のインストールが必要です。
●B.PROカーナビ:用途に応じてさまざまな業務機能を統合できる当社製の業務用カーナビ。
●ビークルアシスト:リアルタイムに車両の状態を把握できるほか、訪問コースや業務内容の指示も行える当社独自のクラウド型運行管理サービス。
パイオニア業務用カーソリューション:http://pioneer.jp/biz/biz_carnavi/
3)その他の特長
・GPS内蔵アンテナで交通情報や災害情報などを受信し、音声で案内するGPS付発話型タイプ
・高速道路で渋滞を迂回する経路を走行した際に割引が適用される「経路情報を活用したサービス」に対応
・特車通行許可を簡素化する「特車ゴールド」制度に対応
※1 シリアル接続には、別売のシリアルケーブル「CD-DS220」(オープン価格)が必要です。ITSスポットのデータ出力には対応していません。本機のシリアル通信機能を使用するためには、通信仕様に基づいた各接続端末向けのアプリケーションをお客様ご自身で別途開発する必要があります。
※2 「B.PROカーナビ」での音声案内、ETCカードのアイコン表示、利用履歴の表示などはできません。