EMGマーケティング合同会社がヤナセ創立100周年を祝うスペシャル企画!ホシノインパル星野 一義氏×未来を担う工学専攻の学生による夢のメルセデス・ベンツ『GLAクラス』スペシャルカー制作発表イベント
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2015/08/28
本イベントは、ヤナセ100周年を記念して制作した最優秀デザインスペシャルカーの完成披露とともに、特別審査員である、株式会社ホシノインパルの代表取締役社長 星野 一義氏を迎え、受賞者への表彰を行いました。
▼イベント実施に至る経緯
【こんなメルセデスに乗りたい!コンテスト】とは?
卓越したエンジン保護性能を発揮するオイル、モービル1を国内で販売するEMGマーケティングは、「これまでも」、そして「これからも」、より多くの人々に快適な自動車との関わりを深めてもらいたいというコンセプトのもと、未来への視点とモービル1介在の意義を具現化させるアクションを実施しています。その1つが101年目の未来を迎えるヤナセを祝福する本企画の起源です。
そこで、自動車離れが進む若年層に注目し、未来のエンジニアである工学学生の育成と、“未来の自動車産業にもっと関心を抱いてほしい”との願いを込めて、『こんなメルセデスに乗りたい!』と題したメルセデス・ベンツ『GLAクラス』のオリジナルデザイン募集を企画したことからスタートしました。
募集は、3月2日(月)から4月20日(月)まで実施。締め切り後の4月23日(木)にコンテスト審査会を開催して受賞作品を決定、5月19日(火)に発表しました。その後、最優秀作品のデザインに基づいて制作に着手し、約3ヵ月の制作期間を経て、世界に1台のスペシャルカーが完成しました。
▼イベント主催社・受賞者・審査員コメント
-イベント主催社コメント–
株式会社ヤナセオートシステムズ
代表取締役社長
木田 春夫 氏
今回のイベントを通じて、応募作品の想像を超えるレベルの高さに関係者全員が驚かされました。と同時に、クルマに対し興味をもち、熱い思いと楽しさを感じている若者がまだまだたくさんいることに気付かされました。完成したスペシャルカー、またこの企画を通じて、クルマへの興味や情熱がたくさんの方へ伝わることを祈っています。
-イベント主催社コメント–
EMGマーケティング合同会社
執行役員 潤滑油本部長
本田 貴浩 氏
今回、ヤナセ101年目の未来へ夢を叶えるような企画として進めてまいりました。そこで、自動車離れが進む若年層に目を向け、学生向けにコンテストを実施しました。イベントの応募は中学生から大学院生という幅広い年齢層からの応募があり、モータリゼーションの未来は捨てたものではない、まだまだ伸びていくと期待を抱くことができました。
-審査員特別賞受賞者コメント-
武蔵野美術大学
造形学部 工芸工業デザイン学科
インダストリアルデザイン専攻 S-design
佐々木 翔平さん
作品名『学生最後の旅はヤンチャベンツと』
今回応募するにあたり、実際にメルセデス・ベンツのショールームへ行ったり、インターネットで検索したりと、かなり勉強しました。応募に際して、個性的なデザインを目指し、有機的でシャープなラインを構成しました。副賞のサーキット観戦で、身近でカーデザインの深みを感じ刺激を受けたので、今後はハイレベルでよりリアル感のあるデザインができるのはないかと思います。
-最優秀ヤナセ100周年賞受賞者コメント-
千葉大学大学院
工学研究科製品デザイン研究室
大木 佑太さん
作品名『GLACLASS +100km』
メルセデス・ベンツ『GLAクラス』は自由がきくクルマなので、買い物に行ったり、山道を走ったりするのをイメージし、行動半径がさらに100km広がるようにデザインしました。二次元で描いたデザインが立体的になった際に、どのように制作されるのか大変勉強になりました。完成したクルマに乗って愛犬とどこか遠くへドライブしたいと思います。
-特別審査員コメント –
株式会社ホシノインパル
代表取締役社長(チームインパル監督)
星野 一義 氏
学生のデザインのレベルが高く、正直驚きました。かなり優秀な作品ばかりで選考に時間がかかりました。全体的にメルセデス・ベンツの良さを理解して、勉強された上でデザインされたと感じました。今回のイベントを通して未来を担う若者へ、日本人のカーデザイナーとして海外で活躍するような「ビッグなデザイナー」になってほしいと思います。
ステップ1.(2015.03)3月2日(月)より全国の学生を対象にデザインの応募開始
下は中学生、上は大学院生まで多くの未来ある学生による、多数のご応募をいただきました。
ステップ2.(2015.04)デザイン選考審査
審査会には100周年を迎える㈱ヤナセをはじめ、㈱ヤナセオートシステムズ、EMGマーケティング合同会社、そして今回の車両制作を担当する㈱ホシノインパルと㈲ファトラスタイリングそれぞれの代表者が出席し、総勢10名の審査員によって議論されました。たくさんの応募作品の中から一次審査を突破したのは15作品。各社それぞれの視点で審査員たちは「車検は通せるのか」「この色味を再現するにはどういう手法があるのか」「実際にカタチにできるのか」などの議論がされました。その結果、デザイン性と実現性のバランス感という選考理由で、千葉大学大学院の大木佑太さんの作品が最優秀作品に選出されました。
ステップ3.(2015.05)最優秀作品のデザインに基づいた制作に着手
東京都内で「こんなメルセデスに乗りたいコンテスト」最優秀ヤナセ100周年賞の授賞式が執り行われました。その後、受賞者にデザイン画に隠された意図や想いを伺いながら実車化に向けた議論を開始しました。できるだけデザイン画に忠実かつ安全に公道を走れるクルマ制作になるように着手しました。制作過程では、受賞者もファクトリーに赴き、大勢のスタッフと共に一緒に制作に携わってきました。
ステップ4.(2015.08)若者が想い描くモータリゼーションの結晶として世界に1台だけのメルセデスが誕生
募集開始から、約5カ月間の期間を経て、ホシノインパル星野一義氏×未来を担う工学専攻の学生による、世界に一台だけのメルセデスが完成。2015年8月27日、皆さまにお披露目となりました。