デルタ電子、業界初の「スマートEV充電サービスソリューション」を発表
カテゴリー: その他業界ニュース
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2015/05/20
デルタ電子株式会社(本社:東京都港区 代表者:柯進興)は、EV(電気自動車)用急速充電器に欧州/米国 他にて標準採用されているオープン・スタンダード・プロトコル(OCPP)(*1)を搭載し、スマートフォンの通信技術と連携しながら、充電サービス料金の簡単決済サービスを実現する業界初となる「スマートEV充電サービスソリューション」を開発致しました。
近年、次世代自動車としてEV普及への取り組みが広がっており、一般利用者に向けた企業のEV充電サービス事業への関心も高まっております。しかしながら、既存のサービスでは、充電器毎に使用できる会員制ICカードが限定されているため、利用者が限定されてしまうことが課題となっております。弊社が今回開発した「スマートEV充電サービスソリューション」を使用することで、急速充電器設置者及び利用者の利便性の追求が可能となります。
本ソリューションによる急速充電器設置者・利用者のメリットは、以下のようになります。
■ 急速充電器(利用者)
・スマートフォンから簡単に充電操作が可能。
・スマートフォンを利用した決済サービスを即日利用可能。
・充電終了をスマートフォンにて確認可能(お知らせアラーム)。
・スマートフォンの通信機能を利用して、EV充電アプリケーションが自動起動。
■ 急速充電器設置者(EV充電サービス事業者)
・課金/管理用の専用端末が不要。
・利用/稼働状況など、利用状況をスマートに管理。
・加盟店契約不要であり、充電器設置後(即日)サービス開始。
本ソリューションでは、サーバ側の技術として、あらゆるモノのIoT化を加速するクラウド統合ソリューション「ACCESS Connect(TM)」(*2)を採用しています。
今後、デルタ電子では、急速充電器本体(DCJシリーズ)に搭載して急速充電器設置者、利用者の拡大に向けた活動を展開していきます。
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*1 OCPPは、Open Charge Point Protocolの略称です。
*2 株式会社ACCESS社製 IoTクラウド統合ソリューション「ACCESS Connect(TM)」について
IoT機器やサービスの開発・運用を効率化するソリューションであり、デバイスをインターネットに接続するための組込み向けソフトウェア開発キット(SDK、Software Development Kit)とサービスをクラウド連携させるためのBaaS(Backend as a Service)をオールインワンで提供します。
「ACCESS Connect(TM)」 : http://jp.access-company.com/products/cloud/access-connect/
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<デルタグループについて>
デルタグループは世界有数のスイッチング電源、冷却ファンメーカーであり、またパワーマネジメント、電子部品、ディスプレイ、FA、ネットワークから再生可能エネルギーソリューションまで広範に渡る機器とサービスを提供しております。1971年に台湾で創業し、現在では世界各地に営業拠点と製造拠点を擁しております。
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