「カーシェアリング比較360°」によるカーシェアリング市場動向【2014年総括版:主要8社】
カテゴリー: その他業界ニュース
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2015/02/10
ステーション数・車両数の伸長率は前年より鈍化するも、安定成長を持続!
会員数は60万人を突破!?価格競争激化で、カーシェアリングがさらに利用しやすく!
http://www.carsharing360.com/
株式会社ジェイティップス(本社:東京都渋谷区、代表取締役 川口 環)は、当社運営のカーシェアリングの比較情報サイト「カーシェアリング比較360°」のデータベースを元に同サイト掲載のカーシェアリング主要8社の市場動向報告【2014年総括版】を公開致しました。
掲載URL:http://www.carsharing360.com/special/market/2014.html
2014年12月時点のステーション数は2013年12月時点に比べ21.4%増加、ステーション車両台数は28.5%増加していることがわかりました。
2013年に比べて、2014年の伸び率は若干鈍化しましたが、まだまだ順調に拡大が続いています。また昨年と同様、ステーション数に比べると車両台数の伸長率が大きく、エリア単位での利用者数や利用頻度は引き続き増加しているものと思われます。
2014年は消費税増税による消費者の節約気運の高まりからカーシェアリングに注目が集まったこともあり、カーシェア市場全体の利用者数は前年より約10万人増加の60万人に到達した模様です。
ステーション数は、8,000箇所を超え9,000箇所に迫る勢いを見せており、2015年には10,000箇所を突破するものと予測されます。またステーション車両台数は2014年で3,000台以上増加しており、2015年には20,000台に近づく見込みです。
各サービス提供会社の状況としては、業界パイオニアの「オリックスカーシェア」がカーシェアリングサービスの開始から12年目に入り、9月にはメルセデス・ベンツ日本、アマノと提携し、横浜市内の8ステーションで「スマート電気自動車」を用いた乗り捨て(ワンウェイ)方式のカーシェアリング「smaco(スマコ)」のサービス提供を開始。「車両台数10,000台の大台に乗せた王者「タイムズ カー プラス」は、2014年10月期の決算で、2009年に事業を開始してから5年目で初の営業黒字化を達成するなど、カーシェアリングは新たなステージに突入しました。
また、消費税増税のタイミングに合わせて業界第3位の「カレコ・カーシェアリングクラブ」が利用料金の値下げに踏み切りましたが、その流れに合わせて各社が次々と割引キャンペーンなどの施策を行うなど、業界は価格競争激化の様相を呈しました。利用者を一定数確保し採算面の見通しの立ってきたサービス提供会社が、料金体系をはじめとするサービスの充実化を図ったことで、消費者にとってはカーシェアリングを利用しやすい環境が整ったといえます。
2014年は各サービス提供会社ともステーション整備が一段落つき、会員増に対応するためのステーション拡大にあわせて、1ステーションあたりの設置車両の増強に力を入れた年であったといえます。
主要なトピックスに注目しながら2014年を総括いたしました。
≪掲載ページ≫
『カーシェアリング比較360°:カーシェアリング市場動向2014年総括版』
http://www.carsharing360.com/special/market/2014.html
≪株式会社ジェイティップス 会社概要≫
所在地: 東京都渋谷区神宮前3-27-15 HIサンロード原宿ビル2F
事業内容 :
1)Webインテグレーション事業
Web制作/スマートフォンサイト制作/スマートフォンアプリ開発
2)Webコンサルティング事業
アクセス解析・最適化/SEM(ネット広告代理)/SNSマーケティング
3)インターネットメディア事業
各種比較サイト企画・運営/スマートフォンアプリ企画・運営
URL : http://www.j-tips.co.jp
http://www.carsharing360.com/(カーシェアリング比較360°)
http://www.snatch-ec.jp/(snatch! –SNS機能付き価格比較サービス-)
E-mail :media_info@carsharing360.com
資本金 : 1,300万円
代表者 : 代表取締役 川口 環