自動車購入時、14%の人が“普段運転しない”にも関わらず決定権を持つ
カテゴリー: その他業界ニュース
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2014/10/06
~自動車の新技術として、運転する人もしない人も「衝突回避」に期待~
株式会社ジャストシステムは、セルフ型アンケートサービス「Fastask(ファストアスク)」を利用して、事前の調査で自家用車を保有していると回答した20~60代の男女586名に対し、『自動車に関するアンケート』を実施しました。
集計データをまとめた全32ページの調査結果レポートを「Fastask」実例レポートページ(https://www.fast-ask.com/report/ )から、無料でダウンロード提供します。
【調査結果の概要】
■自動車購入時、14.0%の人が“普段運転しない”にも関わらず決定権を持つ
自家用車を普段運転することが多い人に、自家用車購入時の決定者を聞いたところ、「本人」(78.5%)が最も多く、次いで「配偶者」(9.2%)、「親」(7.2%)でした。また、普段乗せてもらうことが多い人に同じ質問をしたところ、「配偶者」(43.7%)、「親」(28.3%)がやはり多い一方で、「本人」も14.0%にのぼりました。自分は運転しなくても、購入する自家用車を決める権限を持つ人は意外に多いようです。
■ハイブリッド車や電気自動車への買い換え意向は、運転する人は運転しない人の約3倍
自家用車を普段運転することが多い人で「次はHVかEVに買い換えたい」と思う人は24.2%でした。一方、乗せてもらうことが多い人でHVやEVへの買い換え意向を持つ人は7.7%でした。運転するかしないかでHVやEVへの買い換え意向は、3倍の開きがあることが分かりました。
■運転する人は、運転しない人に比べ、1.5倍以上燃費を重視する
自家用車を普段運転することが多い人が、自家用車を購入する際に最も重視する項目は「購入価格」(34.8%)、次に「燃費」(11.0%)でした。一方、普段乗せてもらうことが多い人が最も重視する項目は「購入価格」(48.5%)で、「燃費」は6.8%にとどまりました。
■自動車の新技術は、運転する人も運転しない人も、「衝突回避」に期待
自動車の新技術に対する期待として、運転する人、乗せてもらう人ともに、「衝突回避を支援する機能」を挙げる人が最も多く(運転する人:47.8%、乗せてもらう人:43.7%)、次いで「歩行者や自転車等を察知して運転者に注意を促す機能」(運転する人:41.6%、運転しない人:36.2%)でした。
※複数回答あり
■運転しない人がハイブリッド車や電気自動車に関心を寄せる理由は、1位「燃費」、2位「エコ」、3位「減税や優遇措置」
運転する人のうち、HVやEVに関心がある人が、HVやEVに関心を寄せる理由は、「燃費」(83.5%)が最も多く、次いで「環境への配慮」(48.3%)、「音が静か」(29.0%)でした。一方、運転しない人はやはり「燃費」(85.2%)が最も多く、続いて「環境への配慮」(52.5%)、「減税や優遇措置」(35.2%)でした。
※複数回答あり
【調査の実施概要】
調査期間 :2014年9月22日(月)
調査対象 :事前の調査で自家用車を保有していると回答した20~60代の男女586名
質問項目 :
・自家用車の主な用途について、あてはまるものを選んでください。
・自身の、自家用車の利用状況について教えてください。
・自家用車の種類について、あてはまるものを選んでください。
・ハイブリッド車(以下、HV)や電気自動車(以下、EV)には興味がありますか?
・HV/EVに関心を寄せる理由について、あてはまるものを選んでください。
・入手を前提とした自家用車の選定において、どのような点を重要視しますか?
・入手を前提とした自動車の選定にあたり、国産車であること、または、外国車であることを重要視しますか?
・自家用車を入手する際、意思決定をすることが多いのは誰でしょうか。
・今後の自動車全般に期待している、新機能や新技術について、あてはまるものをお選びください。
自動車購入時、14%の人が“普段運転しない”にも関わらず決定権を持つ/自動車業界ニュース