~9月1日は「防災の日」~ 東京の未来を支える中央環状品川線 完成に向け防災設備などの設置工事が進行
カテゴリー: 道路関連ニュース
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2014/09/01
首都高速道路株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:菅原 秀夫)では、中央環状品川線の完成に向け着実に建設工事を進めています。
災害に強い地下道路である中央環状品川線では、トンネルならではの様々な防災設備を設置しています。今回は「防災の日」にちなみ、中央環状品川線の防災設備と、開通によって強化される東京の防災ネットワークについてお知らせします。
【中央環状品川線のトンネル防災設備と監視体制について】
中央環状品川線が開通すると、現在ご利用いただいている山手トンネルと合わせて延長約18kmの長大トンネルになるため、災害時に備えた万全のトンネル防災設備と監視体制を整えています。
国内最上級の道路トンネル設備として、非常電話、火災検知器、消火設備、水噴霧設備、拡声放送設備等の非常用設備を設置し、約100m間隔で死角なく設置されているテレビカメラにより常にトンネル内を見守ります。また、交通管制室において24時間、365日体制でトンネル内の安全を監視するとともに、災害時にはトンネル防災設備により瞬時に異常を検知し、バイク隊が現場に駆けつけ、迅速な処理や避難支援を実施します。トンネル内のお客様は、安全空間である避難通路を通って地上へ避難することができます。
【大規模災害時の防災ネットワーク強化について】
首都高速道路は、災害時に発生する緊急輸送を円滑に行うための「緊急輸送道路」に指定されています。中央環状品川線の完成により、災害や事故等によってルートの途中が通行止めになっても、それをう回して代替ルートを選べるようになり、防災ネットワークが強化されます。
中央環状品川線開通によるネットワーク機能の強化
現在、中央環状品川線では土木工事が概ね終盤にさしかかり、今年度中の開通に向けて、防災設備を含む施設工事の作業を着々と進めています。
【参考情報】
■中央環状品川線のパンフレットおよび広報紙のPDFデータは下記サイトで配布しています。
http://www.shutoko.jp/ss/tokyo-smooth/shinagawa/download/
■中央環状品川線の工事の様子を撮影した、定点観測カメラの映像を下記サイトでご覧いただけます。
http://www.shutoko.jp/ss/tokyo-smooth/shinagawa/movie/