(株)ヴァレオジャパン R&Dセンター (株)ヴァレオジャパン R&Dセンター


グローバルなコンテスト「ヴァレオ・イノベーション・チャレンジ」第2回の応募が2月2日に締め切られ、全世界から2750名の学生が自分たちのプロジェクトを提案しました。

優勝チームに与えられる賞金10万ユーロを目指して、89カ国から1036大学のエンジニアリング分野の学生たちが参加し、参加チーム数は前回を40%近く上回る1324組に達しました。

約80名のヴァレオの専門家と外部の専門家が応募されたプロジェクトを審査し、次のステージへ進む20チームが4月1日に発表されます。第1次選考を通過したこの20チームには、試作品を作成する費用として、ヴァレオから5,000ユーロが提供されます。

9月1日には、優秀なプロジェクトを提案した6チームが選抜されます。この6組はパリに招待され、ヴァレオの最高経営責任者であるジャック・アシェンブロワを議長とし、ヴァレオの経営陣とサイエンスとデザインの分野での世界的な専門家を含むメンバーによる審査員団の前でプレゼンテーションを行います。審査によって選ばれた最優秀チームには10万ユーロ、2位と3位のチームには1万ユーロが賞金として授与されます。

この「ヴァレオ・イノベーション・チャレンジ」は、学生たちに2030年に向けて車をよりインテリジェントで直観的なものにするための技術について考えてもらうことを目指しています。参加する学生たちから、将来の車に向けて骨太で革新的なソリューションの提案が寄せられることを期待しています。

「ヴァレオ・イノベーション・チャレンジ」は、イノベーションと研究開発がグループの最優先課題であることを示すものです。事実、ヴァレオのチームは日々たゆまず明日の自動車のためのイノベーションを開発すべく研究を行っています。


ヴァレオグループ

自動車部品サプライヤーであるヴァレオは、世界の全自動車メーカーのパートナーです。高い技術力を持つヴァレオは、CO2 排出量の削減と直観的なドライビングの発展に貢献する革新的な製品とシステムを提供します。

2013年度のヴァレオグループの売上高は約121億ユーロであり、OEM売上の10%以上を研究開発に投資しました。ヴァレオは、29カ国に124カ所の工場、16カ所の研究センター、34カ所の開発センター、12カ所の物流センターを構え、約79,500人の従業員を擁しています。

ヴァレオはパリ証券取引所に上場しており、CAC40指数に採用されています。

ヴァレオグループについての詳細は、www.valeo.co.jpをご覧ください。


日本におけるヴァレオグループ

ヴァレオの日本における歩みは、1985年12月の日本法人設立から始まりました。現在、(株)ヴァレオジャパン、ヴァレオユニシアトランスミッション(株)(合弁会社)からなる日本のヴァレオグループ2社は、日本国内に9カ所の生産拠点、3カ所の研究開発センターを構え、約2,800人の従業員を擁しています。また、ヴァレオは自動車用ランプ事業において市光工業(株)と事業提携し、日本におけるアフターマーケット製品の販売においてPIAA(株)とビジネスパートナーシップを締結しています。

日本でヴァレオグループは3カ所に研究開発センターを構え、CO2排出量の削減と直観的なドライビングに貢献する技術の開発に取り組んでいます。新卒および中途のエンジニア採用に力を入れており、入社後にはグローバルなキャリア機会を提供しています