富士通テン、つながるサービス「Future Link(TM)」で新たなモビリティライフを提供
カテゴリー: パーツ関連ニュース
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2014/10/15
富士通テン(株)(本社:兵庫県神戸市 代表取締役社長:山中 明)は、「人」「クルマ」「社会」のデータを つなぎあわせて、新たなモビリティライフを提供するサービスを「Future Link(TM)」(フューチャー リンク) として積極的に推進してまいります。
当社は創立40周年にあたる2012年に10年先のビジョンを示した「VISION2022」を策定しました。
「快適・利便」「安心・安全」「環境」の3つの事業領域を持つ強みと、富士通グループの持つ高度な
情報通信技術(ICT)を生かしたVehicle-ICT事業の推進を核として「人とクルマ、社会とクルマをつなぎ、
自由で快適なモビリティ社会の実現に貢献する」というものです。
富士通テンは「Future Link(TM)」の進化を通じ、「VISION2022」の実現に向けて、事業基盤である
車載機器とともに、「つながる車載情報システムメーカー」を目指してまいります。
近年の環境変化として、車の快適・利便性の向上においてスマートフォンを活用したアプリケーションによる
サービスの提供が伸展しています。また、ドライバーの安心・安全の向上をサポートする衝突安全システムの
標準化や自動運転車の実現に向けた動きの加速など、車の運転環境は著しい変化を迎えています。
一方、インフラ面でも、通信可能範囲・速度・量・品質が飛躍的に向上し、膨大なデータを蓄積・処理する
クラウド型サーバーの構築も進んでいます。
富士通テンのつながるサービス「Future Link(TM)」は、この環境を最大限に生かして、
個人の運転特性などの「人」に関わるデータ、車載機器や各種センサーから得られる「クルマ」のデータ、
インフラやインターネット等の「社会」のデータをつなぎ合わせ、お客様一人ひとりに合わせた新たな価値の
提供を目指します。
■「Future Link(TM)」で目指す提供価値
使う人にとって最適なサービスを実現することで、運転する、移動する、クルマを所有するなど、様々な楽しみ
の提供を目指します。例えば、自宅や外出先で利用していたコンテンツを移動するクルマでも途切れることなく
使えるようにすることで心地よいドライブのサポートなどに取り組んでまいります。
最適な情報提供による事故軽減や、複雑な操作の解消など、クルマの魅力を体感できる安心・安全の提供を
目指します。例えば、ドライバーの運転スキルなどの人の情報と、蓄積した交通情報などの社会の情報を
使って渋滞や危険を先読みし、ドライバーの状態に合わせて必要な情報を、最適タイミングで提供できるよう
取り組んでまいります。
これまで活用できていなかった人、クルマ、社会のデータで、今までにない価値を提供することを目指します。
例えば、駐車中のクルマの車載カメラを監視カメラとして、自車の盗難防止だけでなく、社会全体の防犯に
活用する事などが考えられます。
当社は、これまでも「つながる」をキーワードに、カーナビゲーションと連携する
スマートフォンアプリケーションとして、現在地付近のつぶやき投稿情報を確認できる
「TwitDrive(ツイットドライブ)」(2011年)や、センターとつないで音声対話で施設を検索できる
「CarafL(カラフル)」(2013年)などを提供してまいりました。
ECLIPSE 2014年秋モデルでは、付属の通信ユニットで常にセンターと通信を可能にし、地図の自動更新や
最新の施設情報の検索を行えるようにした商品など、「Future Link(TM)」で目指すつながるサービスの
実現に向け新たな一歩を踏み出します。
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