プジョー、Dakar 2016 で総合優勝
2016/01/18
壮大なダカール・ラリーを制してから 26 年が経ち、プジョーはフランスの自動車ブランドとして 5 度目の総合優勝を果たしました。2 輪駆動のプジョー 2008 DKRで参戦し、過去最多優勝を誇るステファン・ペテランセルとジャン・ポール・コトレのコンビで今大会を制しました。
プジョーはダカール・ラリーが南米に舞台を移して以来、2
度目の参戦で優勝を果たすことが出来ました。プジョー
2008 DKR は、全 13 ステージ中 9 ステージを制し、7 つのス
テージで 1-2 フィニッシュを、2 つのステージでトップ 3 を独
占しました。ドライバーのステファン・ペテランセルにとって
は、ダカール・ラリー初優勝(1991 年)から 25 年で 12 勝目と
なりました(2 輪で 6 勝、4 輪で 6 勝)。うち 6 戦で、コ・ドライ
バーがジャン・ポール・コトレでした。シリル・デプレ/デビッ
ド・キャステラ組は総合 7 位、セバスチャン・ロ-ブ/ダニエ
ル・エレナ組は、総合 9 位と健闘しました。
「期待以上の結果です。あらゆる路面状況を通じて目標を達成できました。まだいくつかの問題がありますが、それ
はプジョー 2008 DKR にはまだ開発の余地が残されているということです。今回の結果に関しては素直に喜び、来年
はさらに上を目指してトップ 3 独占を狙いたいと思います。」
「とても満足のいく結果になりました。チームとしての挑戦はまだ 2 年目ですが、全てが完璧にかみ合っていました。
クルマの出来は驚くほど良く、WRC 並みの競争力がありました。サインツやロ-ブの速さが何よりもそれを証明して
います。フランス人としてプジョーでラリーに出場することを夢見ていた自分としては、ダカール・ラリーで勝てることが
でき、これ以上嬉しいことはありません。」
「プジョー 2008 DKR で表彰台の頂点に立つことにこの上ない喜びを感じています。この2年間、チームが一丸となっ
て努力してきた賜物だと思います。去年の苦しみを乗り越えて今年は優勝できました。皆に感謝したいと思います。」
「2 年目の挑戦としては素晴らしい結果だったと思います。上位でフィニッシュできた日もありましたし、無事に完走出
来て本当に満足しています。コ・ドライバーのキャステラとの相性も良かったと思います。トップ 10 に 3 台のプジョー
2008 DKR が入るなんて、チーム全体の強さによる結果だと思います。」
「完走できて安心しています。色々なことがありましたが、良いパフォーマンスは見せられたと思っています。ダカー
ル・ラリーでの経験不足もあって結果が出せなかったこともありましたが、なかなかいい走りができたと思います。」
「ペテランセル・コトレ組の優勝をはじめ、チーム全員の仕事ぶりを称えたいと思います。そして、これまでチーム全員
が一丸となってプジョー 2008 DKRを開発してこられたことを嬉しく思います。プロジェクトがスタートしてからわずか
2 年での成果ですから、素晴らしいことだと思います。」
ステージ優勝: 13 ステージうち 9 ステージ
ローブ/エレナ組: 2,3,5,13 ペテランセル/コトレ組: 4,6,10 サインツ/クルズ組: 7,9
■ Dakar 2016 レース最終順位
1 Stephane Peterhansel / Jean-Paul Cottret:PEUGEOT 2008 DKR:45h22min10s
2 Nassar Al-Attiyah / Matthieu Baumel:MINI:+34min58s
3 Giniel De Villiers / Dirk Von Zitzewitz:TOYOTA:+1h02min47s
4 Mikko Hirvonen / Michel Perin:MINI:+1h05min18s
5 Leeroy Poulter / Robert Howie:TOYOTA:+1h30min43s
7 Cyril Despres / David Castera:PEUGEOT 2008 DKR:+1h49min04s
9 Sebasitien Loab / Daniel Elena:PEUGEOT 2008 DKR:+2h22min09s
R Carlos Sainz / Lucas Cruz:PEUGEOT 2008 DKR:リタイヤ
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