ポルシェが再び1-2フィニッシュを飾り、世界選手権タイトルを獲得
カテゴリー: ポルシェのニュース
タグ:
2015/11/04
日本. ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:Dr.オリバー・ブルーメ)は、上海インターナショナルサーキットにおいてFIA世界耐久選手権(WEC)の第7戦として行われた上海6時間レースにて、今シーズン4回目となるワン・ツーフィニッシュで5連勝を飾りシーズン最終戦を残してマニュファクチュアラータイトルを獲得しました。
GTE-Proクラスでは、リヒャルト・リーツ(オーストリア)/ミヒャエル・クリステンセン(デンマーク)組がドライブするポルシェ911 RSRが勝利を収めました。ポルシェ チーム・マンタイからエントリーしたもう一台のポルシェ911 RSRのステアリングを握ったフランス人ドライバー、フレデリック・マコヴィッキ/パトリック・ピレ組は3位でフィニッシュしました。
6時間のうち2/3がウェットコンディションで争われたレースの優勝ドライバーは、ティモ・ベルンハルト(ドイツ)、ブレンドン・ハートレー(ニュージーランド)およびマーク・ウェバー(オーストラリア)でした。ロマン・デュマ(フランス)、ニール・ジャニ(スイス)およびマルク・リーブ(ドイツ)がドライブするもう1台のポルシェ919ハイブリッドは2位に入りました。この勝利でポルシェは、308ポイントでマニュファクチュアラータイトルを獲得、これにアウディ(238)およびトヨタ(137)が続いています。これはポルシェにとって耐久レースにおける13個目の世界選手権タイトルで、前回のタイトル獲得は1986年でした。1964年から1986年の間、ポルシェは当時のスポーツカー世界耐久選手権で12個のマニュファクチュアラータイトルを獲得しました。
ドライバー部門の世界選手権タイトルは11月21日に開催されるバーレーンのシーズン最終戦で決定します。現在、ポルシェのドライバーであるベルンハルト/ハートレー/ウェバーが155ポイントで、143ポイントのアウディのドライバー達をリードしています。
カーナンバー17のレース展開:
セーフティカーの先導でのスタート後、レースは4周した後でグリーンフラッグが出され、ポールポジションのブレンドン・ハートレーがトップをキープしました。33周した後ピットに戻り、給油を行い、レインタイヤの交換を行いました。チームは、3回目フルコース・イエローを利用して、52周終了時点で次のピットストップを行い、ティモ・ベルンハルトにドライバー交代しました。この時点でもレインタイヤが必要な状況でした。57周目にカーナンバー8のアウディが一時的にトップに立ち、カーナンバー7のアウディもベルンハルトをオーバーテイクしました。61周目、ニール・ジャニが操るもう1台のポルシェもベルンハルトを抜きました。アウディがピットに入ると、ベルンハルトがジャニに続く2位に浮上します。
次にポルシェがピットストップした後も、順位に変動はありませんでした。84周の終了後、ベルンハルトはピットに入り給油のみを行い、その後ジャニとの差を詰めました。101周目、その時点でカーナンバー17がより速かったため、2台のポルシェ919ハイブリッドの順位が入れ替わりました。115周した後、ベルンハルトが車両をマーク・ウェバーに引き継ぎ、この時点ではスリック・インターミディエイトタイヤをチョイスしました。132周の終了時点で、ウェバーはスリックタイヤに替え、引き続きレースをリードします。154周を終えてウェバーが最後の給油のためにピットに入り、スリックタイヤを交換しました。その後、ウェバーはロマン・デュマのテールにつけ、デュマが給油のためにピットインすると、カーナンバー17の勝利は明らかになりました。
カーナンバー18のレース展開:
マルク・リーブは、2番手ポジションからのスタートで、ハートレーがブーストの問題を抱えている間レースを短時間リードしますが、アウディのカーナンバー7を駆るアンドレ・ロッテラーによってコース外に押し出されました。リーブは、最後尾でレースに復帰してから5周後には25台をオーバーテイクし、LMP1のライバル達を捉えました。11周目の最後には、カーナンバー2のトヨタを抜き、5位に順位を上げました。33周を終えて、彼はピットに戻り、給油とレインタイヤの交換を行いました。チームは3回目のフルコース・イエローを使って、次のピットストップを行いました。リーブがニール・ジャニに車両を渡し、ジャニは再度フルウェットタイヤで走行しました。ジャニは4位からすぐに順位を上げ、72周目にはカーナンバー7のアウディからトップの座を奪いました。83周を終了した後、給油のみを行いトップでコースに戻ります。101周目、一時的にブレーキ温度が上昇したため、ジャニはベルンハルトにトップの座を譲りました。114周を終え、ジャニはスリック・インターミディエイトタイヤに履き代えた車両をロマン・デュマに託します。126周目、他の車両に並びかけた際にミスが原因でデュマがスピンし、カーナンバー8のアウディがピットに入るまで3位に後退しました。132周を終了し、デュマがピットに入りスリックに交換し、4位でコースに戻ります。2台のアウディとチームメイトの919ハイブリッドがピットに入った後、トップに立ちました。162周終了後、最後のピットストップで少量の燃料を給油し、2位でフィニッシュしました。
レース後のコメント:
LMP1担当副社長であるフリッツ・エンツィンガーのコメント:「私達が、今日達成したことを本当に実感するのに多少の時間がかかることは確かです。今年は、ポルシェにとってWEC参戦わずか2年目ですがル・マンで優勝し、世界選手権タイトルを獲得しました。これらが現実だとは信じられません。天候の変化により、ここでの6時間、極限の緊張状態が続きました。この成功に向けて一生懸命努力したヴァイザッハのスタッフ、そしてポルシェの全社員に感謝しています。次は、ドライバー部門のタイトル獲得を目指します」。
チーム監督であるアンドレア・ザイドルのコメント:「まず、ヴァイザッハのスタッフと、この現場のスタッフ全員に感謝の意を表します。このタイトルは、彼ら全員のものです。富士も厳しいものでしたが、今日のレースも優れた作戦の勝利です。あらゆる瞬間に、あらゆる状況でミシュランタイヤを信頼することができました。トラブルに見舞われても私達は集中力を維持しました。特にカーナンバー18がそうでした。ドライバー達は、最後方からトップまで、信じられないような追い上げを見せました。カーナンバー17のクルーは波に乗っており、それは今日も同じでした。彼らは優勝という結果に十分値します。メカニック達は、ピットレーンで最高の働きをしていました」。
テクニカル・ディレクターであるアレクサンダー・ヒッチンガーのコメント:「2年目にしてル・マン優勝を果たし、今日は世界選手権のマニュファクチュアラータイトルを獲得しました。さらには予選もすべて支配しました。これ以上望めないほどの結果です。私は、このチームを心から誇りに思います。我々は、攻めの姿勢で開発を行い、パフォーマンスに関して一切の妥協を認めなかった反面、そのリスクを受け入れました。しかし、同時にポルシェ919ハイブリッドを信頼性の高い車両に仕上げることに成功しました」。
ポルシェ919ハイブリッド(No. 17)のドライバーのコメント
ティモ・ベルンハルト(34歳、ドイツ)のコメント:「厳しいレースでした。私が乗り込んだとき、コースは非常にウェットな状態でした。フルコース・イエローが出て、2台のアウディの間で大量の水しぶきを浴びて走行していました。実際、以前にウェットでの走行を経験しておらず、あまり大きなリスクを取りたくなかったので、その状態に慣れる必要がありました。クルマは速かったです。コースが乾いてくると、私達は最速でした。アウディとニールとは、いいバトルができました。最終的に、私はリードすることができ、大きな目標を達成しました」。
ブレンドン・ハートレー(25歳、ニュージーランド)のコメント:「スタートは悪くなく、レース序盤での私の2回のスティントはスムーズに運びました。ただし容易なコンディションではありませんでした。特に雨が激しくなったときは。あれは45周目あたりでした。視界が悪く、アクアプレーニング現象も出ていました。アウディのプレッシャーがあったため、私は無理をする必要に迫られましたが、まったくミスすることなくトップでティモにクルマを託すことができました」。
マーク・ウェバー(39歳、オーストラリア)のコメント:「これほどの短期間で、このチームが達成したことは驚異的としか言いようがありません。私は、いくつかの魅力的なプロフェッショナルモータースポーツのプロジェクトに関わってきましたが、これほどのレベルにまで達し、今年このような結果を出したことは感動的です。これらの車両の製作、そして毎週のように最高のパフォーマンスを続けて出すことは至難の業です。マニュファクチュアラータイトルはポルシェと努力を続けた全員にとってすばらしい結果です。これらの人々のために走ることができ、最高です」。
ポルシェ919ハイブリッド(No. 18)のドライバーのコメント
ロマン・デュマ(37歳、フランス)のコメント:「すばらしいレースで、ポルシェにとって最高の結果となりました。今日、カーナンバー17の919ハイブリッドは強力で、勝つにふさわしい車両でした。マークの後についているときミスしてスピンし、追い上げる必要があったため、私は必要以上のリスクを負う必要がありました」
ニール・ジャニ(31歳、スイス)のコメント:「マルクは、1周目のアクシデントからトップグループに返り咲くという、すごいことをやってのけました。私がクルマを受け取ったとき、強く雨が降っていました。視界は非常に悪く、アクアプレーニング現象にも悩まされました。このような条件でも、クルマは素晴らしい状態でした。アタックすることができ、4位からトップに順位を上げることができました。最初のスティントの終盤にかけて、ブレーキ温度の問題が出て、難しい局面でした。ハーフウエットやウェットのコースでは、予測できないブレーキのバランスは有り難くありません。何度か、コースアウトしそうな場面がありました。このように、私のスティントにはすべてが凝縮されていました」。
マルク・リーブ(35歳、ドイツ)のコメント:「スタートはよかったのですが、不幸にも1周目でぶつけられ、コースアウトしてしまいました。エンジンの始動に手間取り、さらにタイムをロスしました。そこから、ライバル達をかいくぐり始めました。最初クルマはアンダーステア気味でしたが、その後は改善し、激しい雨の中ではさらに好調になりました」。
スポーツカーの象徴、ポルシェ911をベースとして開発されたヴァイザッハ生まれの470PSを発生する911 RSRにとって、これが今シーズンのGTE-Proクラスにおいてニュルブルクリンクとオースティンにつぐ今シーズン3度目の勝利です。
この結果、激戦の世界耐久選手権(WEC)のGTE-Proクラスにおいて、ポルシェがマニュファクチャラーズタイトルを獲得する可能性が出てきました。GTク???スのFIAドライバーズ世界耐久カップではリヒャルト・リーツがリードを広げ、チームトロフィーではポルシェ チーム・マンタイがリードを広げたのと同様、ポルシェもフェラーリとの差をわずか4ポイント差に縮めることに成功しています。11月21日にバーレーンで行われるシーズン最終戦で、最大44ポイントのマニュファクチャラーズポイントのゆくえが決まります。
世界耐久選手権(WEC)のアジア2戦目となるレースは、またしても雨天に見舞われたウェットコンディションの中で行われました。この中国の金融の中心都市の郊外にある全長5,541kmのグランプリサーキットのコンディションは、先日の富士ほど極端ではありませんでしたが、それでもドライバーたちは最初の4時間は大きな困難に直面しました。スターティングドライバーとなった92号車のフレデリック・マコヴィッキと91号車のリヒャルト・リーツは、スタート直後、鮮やかに他のマシンをかわし、熾烈なバトルの末GT-Proクラスのトップグループ躍り出ました。このうち、フレデリック・マコヴィッキは、予選4位からスタートしましたが、わずか5周後には2位に浮上。また、世界耐久選手権(WEC)のGTドライバーのキャプテンとして中国にやって来たリヒャルト・リーツは、そのすぐ後ろからスタートし、3位につけることに成功、さらにその10周後には1位に躍り出て、着実なパフォーマンスを発揮しながら彼にとって今シーズン3度目の勝利の基礎を築きました。
雨ですっかりウェットコンディションになったサーキットにおいて、911 RSRは改めてリアエンジン車による優れたトラクション性能の利点を際立たせました。フレデリック・マコヴィッキはデッドヒートを繰り広げていましたが、コースアウトを喫して6位に後退。しかし、スタート後2時間、今度はユナイテッド・スポーツカー選手権のウィナーであるパトリック・ピレがステアリングを握っていた92号車が、再び2位に返り咲き、トップのミヒャエル・クリステンセンを追走。ポルシェ チーム・マンタイのレース戦略は、ドライバーのテクニックと完璧にマッチしていました。
残り2時間というところで路面が次第に乾いてきたため、ピットはウェットタイヤからスリックに交換する決断を下しましたが、これが見事なタイミングで功を奏しました。
レース後のコメント
GTワークスモータースポーツの総合プロジェクトマネージャー、マルコ・ウジュハシ:「レースに向けて集中的に取り組み、体系だった準備を行った甲斐がありました。困難なコンディションでしたが、ドライバーもチームもミスを犯しませんでした。シーズン最終戦に向けて、再び何が起きるかわかりません。バーレーンのサーキットは、必ずしも911にとって有利とはいえませんが、しかし最善を尽くしたいと思っています」。
リヒャルト・リーツ(911 RSR #91):「困難なレースでした。最初の3つのスティントでは、ウェットタイヤで走るという決定でよかったのですが、その後はトリッキーになりました。本当に最高のタイミングでスリックに変えることができました。少し早すぎたと思う人もいるかもしれませんが、こうした状況ではリスクを取る必要があります。この局面で、ミヒャエルは見事に走りました。よくやりました。チームのために喜んでいます。5番手からスタートして優勝するというのは、最高です」。
ミヒャエル・クリステンセン(911 RSR #91):「最後の数時間は、序盤よりも大変でした。路面が乾き始めたとき、最適なタイミングで最適なタイヤを選択することが決定的に重要でした。すばらしい戦略を用いて、チームはこの困難な決定に解決を見出しました。私たちはミスをしないように努めました。天候とコーションフェーズのために、容易ではありませんでしたが、うまく行きました」。
パトリック・ピレ(911 RSR #92):「困難なレースでしたが、リヒャルトとミヒャエルは最高の結果を手にしました。本来なら私たちも2位で終えるべきところでしたが、残念ながらうまく行きませんでした。ポルシェのために、もっとマニュファクチャラーズポイントを稼ぎたいところでした。とはいえ、今日のところはお祝いです。明日から、またバーレーンの最終戦に向けて全力で集中していきたいと思います」。
フレデリック・マコヴィッキ(911 RSR #92):「いいスタートを切ったのですが、フロントタイヤにトラブルがあり、後退してしまいました。その後は終始激しく追い上げましたが、惜しくも2位を逃しました。とはいえ、3位でもマニュファクチャラーズ選手権を獲得するための重要なポイントが得られたので、悪くはないと思います」。
上海6時間(中国)、レース結果:
1. ベルンハルト/ハートレー/ウェバー(ドイツ/ニュージーランド/オーストラリア)組、ポルシェ919ハイブリッド、169周
2. デュマ/ジャニ/リーブ(フランス/スイス/ドイツ)組、ポルシェ919ハイブリッド、+ 26.294秒
3. ファスラー/ロッテラー/トレルイエ(スイス/ドイツ/フランス)組、アウディR18 e-tronクワトロ、+ 30.311秒
4. ディ・グラッシ/デュバル/ジャービス(ブラジル/フランス/イギリス)組、アウディR18 e-tronクワトロ、+ 50.906秒
5. ブルツ/サラザン/コンウェイ(オーストリア/フランス/イギリス)組、トヨタTS040 HYBRID、-4周
6. デビッドソン/ブエミ/中嶋(イギリス/スイス/日本)組、トヨタTS040 HYBRID、-5周
FIA世界耐久選手権(WEC)第7戦(全8戦)終了時点
ドライバー順位:
1. ベルンハルト/ハートレー/ウェバー(ドイツ/ニュージーランド/オーストラリア)、ポルシェ、155ポイント
2. ロッテラー/トレルイエ/ファスラー(ドイツ/フランス/スイス)、アウディ、143ポイント
3. デュマ/ジャニ/リーブ(フランス/スイス/ドイツ)、ポルシェ、113.5ポイント
4. ディ・グラッシ/デュバル/ジャービス(ブラジル/フランス/イギリス)、アウディ、91ポイント
5. デビッドソン/ブエミ(イギリス/スイス)、トヨタ、67ポイント
6. タンディ(イギリス)、ポルシェ&オレカ、66.5ポイント
7. バンバー/ヒュルケンベルグ(ニュージーランド/ドイツ)、ポルシェ、58ポイント
8. 中嶋(日本)、トヨタ、55ポイント
マニュファクチュアラー順位:
1. ポルシェ、308ポイント
2. アウディ、238ポイント
3. トヨタ、137ポイント
GTE-Proクラス1. リーツ/クリステンセン(オーストリア/デンマーク)組、ポルシェ911 RSR、151周2. ブルーニ/ヴィランダー(イタリア/フィンランド)組、フェラーリF458イタリア、151周
3. ピレ/マコヴィッキ(フランス/フランス)組、ポルシェ911 RSR、151周
4. リゴン/カラド(イタリア/イギリス)組、フェラーリF458イタリア、150周
5. マクドウォール/リース/スタナウェイ(イギリス/ブラジル/ニュージーランド)組、アストンマーチン、149周
6. ターナー/アダム(イギリス/イギリス)組、アストンマーチン、149周
GTE-Amクラス
1. ペロド/コラール/アグアス(フランス/フランス/ポルトガル)組、フェラーリF458イタリア、146周
2. ダララナ/ラミー/ラウダ(カナダ/ポルトガル/オーストリア)組、アストンマーチン、146周
3. ベルトリーニ/シャイタール/バソフ(イタリア/ロシア/ロシア)組、フェラーリF458イタリア、145周
4. デンプシー/ロング/ゼーフリート(米国/米国/ドイツ)組、ポルシェ911 RSR、145周
5. ローダ/ルベルティ/シルベスト(イタリア/イタリア/デンマーク)組、シボレーコルベット、144周
6. カステラッチ/グリフィン/ホール(イタリア/イギリス/イギリス)組、アストンマーチン、139周
7. リード/バハラー/アルクバイシ(ドイツ/オーストリア/UAE)組、ポルシェ911 RSR、139周
GTE-Proポイントスタンディングス(全8戦中第7戦時点)
GTクラスのマニュファクチャラーズ世界耐久カップ
1. フェラーリ、259ポイント
2. ポルシェ、255ポイント
3. アストンマーチン、165ポイント
GTクラスのドライバーズ世界耐久カップ
1. リヒャルト・リーツ、ポルシェ、135ポイント
2. ミヒャエル・クリステンセン、ポルシェ、117ポイント
3. ダビデ・リゴン、ジェームズ・カラド、フェラーリ、115ポイント
4. ジャンマリア・ブルーニ、トニ・ヴィランダー、フェラーリ、112.5ポイント
5. フレデリック・マコヴィッキ、ポルシェ、93ポイント
7. パトリック・ピレ、ポルシェ、75ポイント