パジェロ▲かつて大ヒットを記録し、時代を代表する車となったパジェロも今や絶版車。3代目までは流通量も意外なほど少ない

三菱 パジェロの中古車は今

日本に本格四駆の一大旋風を巻き起こし、そのブームをけん引する存在となった三菱 パジェロ。

クロスカントリーラリーレイド仕込みのオンロード・オフロード両刀な走行性能や居住性と使い勝手の良い車内空間、フラッグシップSUVにふさわしい上質感が人気だった。

4世代にわたって生産されたが、新車での販売が終了しているためその名車も今や中古車でしか手に入らない。

世代ごとの中古車流通量と平均価格は下記のとおりとなっている。

・初代:約20台/156万円
・2代目:約40台/125万円
・3台目:約50台/77万円
・4代目:約180台/205万円

初代は今やビンテージカーの領域で、中古車流通量はごくわずか。本格的な整備を前提としたうえで購入を検討したい。

大ヒットした2代目も今や中古車流通量は少なく、しかも年式を考えると平均価格が高め。こちらも慎重にコンディションを見極めたい。

3代目は基本設計が4代目とほぼ共通でありながら、リーズナブルな価格帯のお買い得なモデル。中古車平均価格は2代目よりも低い。

4代目は比較的流通量が豊富。クリーンディーゼルの人気が高く、高年式・低走行距離では新車当時以上のプライスタグを付けている物件もある。

ここではパジェロの特徴、中古車を選ぶ際のポイントや現在の中古車相場について解説していく。
 

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パジェロ(初代)の特徴と中古車相場

■パジェロ(初代) DATA
生産期間:1982年5月~1990年12月
中古車流通量:約20台
中古車価格帯:80万~200万円
全長:3870~4605mm × 全幅:1680mm × 全高:1850~1890mm
 

パジェロ ▲オンオフ両刀の走行性能がパジェロの持ち味。ピックアップのシャシーを流用して箱型四駆に仕上げる、という手法は当時一般的だった

■パジェロ(初代)の特徴
本家ジープからライセンス契約を取りつけ、国内でノックダウン生産されていた三菱 ジープ。

三菱はそのジープを土台に、レジャーユースを意識したコンセプトモデルを1973年の東京モーターショーに出品した。その「ジープパジェロ」がパジェロのルーツだ。

それから9年後、市販車として登場した初代パジェロは、ピックアップトラックのフォルテ4WDをベースとしたものだった。

頑丈なラダーフレームにトーションバー式ダブルウィッシュボーンのフロントサス、リーフスプリング式リジッドのリアアクスルを備え、2L直4ガソリンと2.3L直4ディーゼルおよびディーゼルターボという、当時の四駆としてはパワフルなエンジンを搭載。

デビュー当初は2ドア・小型貨物車登録(4ナンバー)のモデルのみだった。

現代のSUVに比べると乗り味はトラック然としたものだったが、当時の四駆で前輪に独立懸架を採用するモデルは希少であり、乗用車のような乗り味である、と称された。

それでいてタフな骨格や副変速機など、悪路走破性能も本格的。そうした機動性、実用性の高さこそ、初代パジェロが人気となった理由だろう。
 

パジェロ ▲初代パジェロの内装は作業車然としたもの。ダッシュボード中央の3連メーターが時代を感じさせる

デビュー翌年には小型乗用車登録(5ナンバー)のメタルトップ仕様およびガソリンターボ仕様を追加。さらに、4ドアロングモデルも追加され、一気にバリエーションを増やしていく。

1988年にはディーゼルエンジンの排気量を2.5Lに拡大、ガソリンエンジンに3L V6仕様を追加。

1989年にはオーバーフェンダーを装着したワイド仕様も登場し、レジャービークルとしての地位を確立していった。
 

パジェロ ▲ロングボディ・ワイド仕様が発売されたことで一気に人気が爆発。スキーブームも追い風となった

■パジェロ(初代)の中古車相場
中古車市場での流通台数は20台弱。今後、数年間が初代パジェロを手に入れられる最後のチャンスになるかもしれない。

ただし、ディーゼル車とガソリン車の一部は自動車NOx・PM規制法の対象となるので、対象地域内では登録不可。選択肢はより狭まる。

中古車平均価格(車両本体価格)は150万円前後となっているが、これは希少価値に加え、中古車店がそれなりのコストをかけて修理、整備などを行っているためだろう。

メカニズムはシンプルで信頼性は高く、耐久性も高いが、生産終了から30年以上経過しており、もはやビンテージカー的存在であることを理解したうえで購入したい。
 

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パジェロ(2代目)の特徴と中古車相場

■パジェロ(2代目) DATA
生産期間:1991年1月~1999年8月
中古車流通量:約40台
中古車価格帯:60万円~230万円
全長:3985~4650mm × 全幅:1695~1785mm × 全高:1800~1870mm
 

パジェロ ▲メタルトップ、ミッドルーフなど多くのボディ・バリーションがあった2代目。写真はブリスターフェンダー化された後期モデル

■パジェロ(2代目)の特徴
初代のヒットを受けて大々的にフルモデルチェンジを行った2代目パジェロ。

外観デザインは空力を意識したものとなり、インテリアも一気に洗練された。

ボディタイプは下記の6種類が用意され、バリエーションを大幅に拡大している。

・「メタルトップ(ショート)」
・「メタルトップワイド(ショート)」
・「キックアップルーフ(ロング)」
・「Jトップ(ショート)」
・「ミッドルーフ(ロング)」
・「ミッドルーフワイド(ロング)」

4WDシステムには新たにセンターデフロック機構、副変速機を備えたフルタイム式4WD“スーパーセレクト4WD”が採用された。

オンロード走行時でも4WDの恩恵が受けられるだけでなく、2H(FR・ハイ)、4H(フルタイム4WD・ハイ)、4Hロック(パートタイム4WD・ハイ)、N(ニュートラル)、4Lロック(パートタイム4WD・ロー)の切り替えをレバー1本で行えるのが特徴だ。

ボディ構造は初代と同じくラダーフレーム式だったが、剛性は大幅にアップ。

リアサスペンションはリジッド式リーフスプリングからリジッド式コイルスプリング(一部グレードはリーフスプリングのまま)に変更され、より乗用車に近い乗り味となっている。
 

パジェロ ▲本格的な悪路走破性能だけでなく、高級なインテリアもパジェロ人気の一因となった

エンジンは当初、3L V6ガソリンと2.5L ディーゼルターボの2種類のみだったが、その後のマイナーチェンジで3.5L V6ガソリン、2.8L ディーゼルターボを追加。

また、「ルーキー」というエントリーモデル向けに、2.4Lガソリンも追加された。

1997年のビッグマイナーチェンジでは、3.5L V6ガソリンエンジンを直噴化したGDIエンジンに変更。

さらに、メイングレードのボディ形状をオーバーフェンダーからブリスターフェンダーに変更、四輪独立サス、3.5L MIVECエンジンを搭載した「パジェロ エボリューション」を新たに追加するなど、大規模な変更となった。
 

パジェロ ▲2代目にはルーフ後部をキックアップし、積載スペースを増やした実用仕様も用意されていた

■パジェロ(2代目)の中古車相場
かつて、セダンやミニバンなども含めた乗用車登録台数ランキングで1位になったこともある2代目パジェロだが、現在の中古車流通台数は40台程度。

中古車平均価格(車両本体価格)は125万円前後と、年式を考えると高めの水準となっているが、下は60万円から上は200万円以上まで幅がある。

走行距離10万km以上走っている物件が全体の半数近くを占め、20万km以上走っている物件も少なくない。

購入の際はエンジンのタイミングベルトやドライブシャフトブーツなどのゴム部品、消耗品が交換されているか確認した方が良いだろう。

ちなみに、スポーツモデルのパジェロエボリューションも数台流通しているが、価格は200万~300万円とプレミア的な価値が付いている状況だ。
 

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パジェロ(3代目)の特徴と中古車相場

■パジェロ(3代目) DATA
生産期間:1999年9月~2006年9月
中古車流通量:約50台
中古車価格帯:40万~190万円
全長:4220~4735mm × 全幅:1845~1875mm × 全高:1845~1855mm
 

パジェロ ▲車体サイズを大きくボリュームアップ。モノコックボディ&四輪独立懸架となった3代目

■パジェロ(3代目)の特徴
モノコック構造のボディ、前後ダブルウィッシュボーン式コイルスプリングのサスペンションを採用するなど、メカニズムを一新して登場した3代目。

外観は初代、2代目と大きく趣きの異なる、曲線基調のデザインとなった。

2代目から引き継がれたスーパーセレクト4WDは進化し、センターデフに遊星歯車を用いて前後の駆動力配分を不均等とするタイプに。

オンロード、ダート路での操縦安定性が大幅に改善するとともに、トランスファーレバーを電動化、ATにマニュアル感覚で操作できるスポーツモードを採用して、操作性も向上させている。

しなやかな四輪独立サスペンションの乗り味、高いボディ剛性、静粛性など、SUVとしての完成度を飛躍的に高めたのは3代目の大きな功績だ。

ショートボディとロングボディが用意されたが、全幅は全グレード共通。バンの設定はなく、普通乗用車登録(3ナンバー)のみとなっている。
 

パジェロ ▲販売台数が伸び悩んだ3代目だったが、良好な乗り味と居住空間の広さ、使い勝手の良い荷室などは現代のSUVと比べても決して見劣りしない

エンジンはデビュー当初、3.5L直噴V6ガソリンと3.2L直噴ディーゼルターボの2本立てでスタート。デビュー翌年には廉価グレード向けのエンジンとして、3L V6ガソリンを追加。

モデル晩年の2005年11月には3.5L直噴V6ガソリンが廃止され、代わりに3.8L V6ガソリンが搭載された。

モデルライフを通じて何度も一部改良、マイナーチェンジが行われたが、比較的規模が大きかったのは2002年9月。エクステリアの変更と安全制度の向上が図られている。

【エクステリア】
・前後バンパー、フロントグリル、リアコンビネーションランプのデザインを一新。ヘッドライトにクリアレンズを採用
【安全性能】
・「エクシード-II」「スーパーエクシード」にASTC (アクティブスタビリティ&トラクションコントロール)を標準装備

 

パジェロ ▲それまで主力だったディーゼルエンジンが排ガス規制を受けて販売終了。現在の中古車市場では3L V6ガソリンが主流となっている

■パジェロ(3代目)の中古車相場
オンロードやダート路での快適性、走行安定性、インテリアの仕立てなどが2代目に比べて大幅に良くなったのは誰もが認めるところだが、3代目の販売はいまひとつ振るわなかった。

そのため、現在の中古車市場に流通している台数も50台弱と、極めて少ない。

2005年以降、ディーゼル車がラインナップから消え去ったせいで、ディーゼル車はさらに希少。

よって中古車市場に流通している物件のほとんどは3L V6ガソリン車、もしくは3.5L直噴V6ガソリン車だ。3.8L V6ガソリン車は半年ほどしか販売されなかったため、ほぼ流通していない。

中古車平均価格(車両本体価格)は80万円弱と、2代目よりもリーズナブル。車としての完成度を考えると、かなりオトクと言える。

最終生産年のモデルでも初度登録から15年経過しているが、定期的に整備されてきた車両なら、走行距離10万kmオーバーであっても問題ないだろう。

純粋に遊びの車として選ぶなら、台数こそ少ないがショートボディにフォーカスを当てるのも一興だ。
 

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パジェロ(4代目)の特徴と中古車相場

■パジェロ(4代目) DATA
生産期間:2006年10月~2019年10月
中古車流通量:約180台
中古車価格帯:80万~600万円
全長:4385~4900mm × 全幅:1845~1875mm × 全高:1850~1870mm
 

パジェロ ▲大ヒットした2代目のデザインを現代風にアレンジしたスタイルで登場した4代目

■パジェロ(4代目)の特徴
ガラッとイメージを変え、エッジを効かせたフォルムとなった4代目。

新たな型式も与えられているが、実はモノコックボディの骨格、サスペンション、駆動系、4WDシステムまで、基本的な設計はほとんど3代目から踏襲されたものだ。

もちろん3代目の登場から7年を経て、各部は大幅にリファインされている。

エンジンフードをアルミ化、ボディ各部に高張力鋼板を採用するなど軽量化、高剛性化が図られており、ステアリングを握るとそれが体感できる。

3代目の完成度が高く、“変える必要がなかった”ということなのだろう。

3代目、4代目を通して約20年、同じ設計で生産されたことになる。これはモデルチェンジのサイクルが早い現代において驚異的だ。

搭載されるエンジンは当初、ロングボディ向けに3.8L V6ガソリン、ショートボディ向けに3L V6ガソリンを用意。

2008年10月には新長期規制をクリアした、3.2L直噴ディーゼルターボが4年振りに復活した。

デビュー当初のグレード展開は以下のとおりだ。

・「ショート VR-Ⅰ」:ショートボディのシンプル装備グレード。3L V6ガソリンエンジン+4速AT or 5速MT。さらに、装備を簡略化したベーシックパッケージあり
・「ショート VR-Ⅱ」:ショートボディの上級装備グレード。3.8L V6ガソリンエンジン+4速AT
・「ロング ZR」:ロングボディのシンプル装備グレード。3L V6ガソリンエンジン+4速AT or 5速MT。さらに、装備を簡略化したベーシックパッケージあり
・「ロング ZR-S」:ロングボディの充実装備グレード。3L V6ガソリンエンジン+4速AT or 5速MT。さらに、装備を簡略化したベーシックパッケージあり
・「ロング エクシード」:ロングボディの準上級装備グレード。3L V6ガソリンエンジン+4速AT。さらに、装備を簡略化したベーシックパッケージあり
・「ロング エクシードX」:ロングボディの準上級装備グレード。3.8L V6ガソリンエンジン+5速AT
・「ロング スーパーエクシード」:ロングボディの最上級装備グレード。3.8L V6ガソリンエンジン+5速AT

さらに、モデルライフの途中で以下のグレードが追加されている。

・「ロング GR」:2007年10月追加。「ZR-S」と入れ替わりに設定された、ロングボディの充実装備グレード。3L V6ガソリンエンジン+4速AT or 5速MT。さらに、装備を簡略化したベーシックパッケージあり
・「ショートVR」:2007年10月追加。「VR-Ⅰベーシックパッケージ」と入れ替わりに設定された、ショートボディの最廉価グレード。3L V6ガソリンエンジン+4速AT or 5速MT
・「ショート スーパーエクシード」:2007年10月追加。ショートボディの最上級装備グレード。3.8L V6ガソリンエンジン+5速AT
 

パジェロ ▲4代目はインテリアも未来的なデザインに。走行モードを任意に選べる「スーパーセレクト4WDⅡ」も健在

13年にわたる長いモデルライフの中では数多くの一部改良、マイナーチェンジが行われた。主なものを以下に挙げる。

■2008年10月
【エンジン】
・新長期規制をクリアした3.2L直噴ディーゼルターボエンジンをロング(「エクシードX」を除く)に設定
・3L V6ガソリンエンジンのATを5速化
【グレード】
・「ロング ZR」、「ショート VR」を廃止

■2008年10月
【エンジン】
・「ショート VR-Ⅱ」にディーゼルエンジンを追加

■2009年11月
【エンジン】
・3L V6ガソリン車、3.2L 直噴ディーゼル車の燃費を向上
【エクステリア】
・フロント、リアバンパー下部をボディ同色に変更
【インテリア】
・「ショート VR-Ⅱ」、「ロング エクシード」のシフトレバーなどを本革巻きに変更
【グレード】
・「ロング エクシードX」を廃止

■2010年9月
【エンジン・駆動系】
・3.2L 直噴ディーゼルエンジンをポスト新長期規制に対応(クリーンディーゼル化)
・3.2L 直噴ディーゼルエンジンの5速ATを新型に変更
・3.8L V6ガソリン車の燃費を向上
【安全装備】
・ハイマウントストップランプをLEDに変更
・全グレードにブレーキオーバーライド機能を追加

■2011年10月
【エクステリア】
・フロントバンパー、フロントグリルのデザインを変更
【グレード】
・「ショートVR-Ⅰ」のエンジンを3L V6ガソリンのみ、「ショートVR-Ⅱ」のエンジンを3.2L 直噴ディーゼルのみに変更

■2014年7月
【エクステリア】
・フロントバンパー、フロントグリルのデザインを変更
・一部グレードのバンパーコーナー部にLEDポジションランプとフォグランプを追加
【インテリア】
・センターパネル、エアコンアウトレットなどの仕様を変更
・吸遮音材を追加して静粛性を向上

ショートボディは2018年7月の時点で生産終了。

その後、2019年4月にロングボディ最後の特別仕様車「ファイナルエディション」が設定され、同年7月をもって国内での注文受け付けが終了した。
 

パジェロ ▲フロントグリル&バンパーのデザインは2011年と2014年に変更された。写真は2011年時点のもの

■パジェロ(4代目)の中古車相場
中古車市場での流通量は180台前後とまずまずの豊富さ。

年式別ではデビューイヤーが最も多いが、その後は生産終了年まで、ほぼ満遍なく分布している。

中古車平均価格(車両本体価格)は200万円前後だ。

流通全体で見ると価格推移は妥当というところだが、特別仕様車「ファイナルエディション」などモデル後期で低走行距離の物件では、新車当時の価格を超えるものも存在する。

一方で、「10年10万kmオーバーで良し」とするなら、総額100万円前後で見つけることも可能だ。

経済性、動力性能の上で魅力的なのは、やはり2010年9月以降のモデルに設定されたクリーンディーゼル車。

特に車両重量が重いロングボディでは、トルクの大きなディーゼル車の優位性が高い。 3L V6ガソリン車を選ぶなら、ATが5速化された2008年10月以降のモデルが良いだろう。

なお、高年式の物件については、メーカーの保証(最長10年10万kmまで。ただし、有償点検整備を受けるなどの条件あり)が残っている可能性があるので、購入の際に確認しよう。
 

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※記事内の情報は2021年8月26日時点のものです。
 

文/田端邦彦 写真/三菱自動車
田端邦彦(たばたくにひこ)

自動車ライター

田端邦彦

自動車専門誌で編集長を経験後、住宅、コミュニティ、ライフスタイル、サイエンスなど様々なジャンルでライターとして活動。車が大好きだけどメカオタクにあらず。車と生活の楽しいカンケーを日々探求している。プライベートでは公園で、オフィスで、自宅でキャンプしちゃうプロジェクトの運営にも参加。