▲今こそ国産ワゴンに注目せよ!

ニューモデルとは言うけれど……

ひと昔、いやふた昔前にはレガシィツーリングワゴンを中心とした「ステーションワゴンブーム」がありました。しかし、それはもう昔の話。今は輸入車のステーションワゴンこそ人気がありますが、国産のワゴンはなかなか苦戦中です。

中古車の価格は「需要」と「供給」のバランスで成り立っていますから、現在人気が下火の国産ワゴンは比較的値下がりしやすい傾向にあります。しかしながら、ステーションワゴンは走行性能や快適性に優れ、ラゲージスペースが広くベビーカーなどもラクラク積めるなど、ファミリーカーに適したボディタイプでもあります。

そんな中、登場したのがホンダの「シャトル」。以前は「フィット」の冠が付き「フィットシャトル」という車名でしたが、今回登場したモデルはフィットの名が外れた新型車として登場しました。

ただし、フィットをベースにしている点は変わらないため、実質フィットシャトルの後継モデルに当たります。となればがぜんフィットシャトルが狙い目となるわけです。特に、ハイブリッドモデルであるフィットシャトルハイブリッドは注目株です。

▲フィットシャトルハイブリッドは、メッキにクリアブルー塗装が施されるなど、専用のエクステリアとなっています ▲フィットシャトルハイブリッドは、メッキにクリアブルー塗装が施されるなど、専用のエクステリアとなっています

この2ヵ月で平均価格は5万円ダウン!

ハイブリッドモデルだけあって、フィットシャトルハイブリッドは燃費性能に優れていて、維持費が安く済むのが魅力です。より実燃費に近いJC08モードでも、25.0km/Lという低燃費です。

快適性や実用性の高さも◎。静粛性や乗り心地は、ホンダのアッパーミドルセダンであるアコードと同等のレベルとなっています。荷室容量もハイブリッドモデルでありながら、5名乗車時でも517L、最大1141Lと積載性も優秀です。しかも、全高が1540mmで、一般的な立体駐車場に入庫できるのもうれしいところです。

価格は安い物件なら100万円以下でも存在しますが、ボリュームゾーンは110万円~160万円程度。こう聞くとさほどオトクさを感じないかもしれませんが、年式が比較的新しいこともあって走行距離の少ない物件が多く、十分に格安と言えると思います。

シャトルハイブリッドの登場もあり、この2ヵ月で平均価格が約145万円から約140万円へと約5万円ほど下落。まさに買いのタイミングと言えるでしょう。

カローラフィールダーとウイングロードもオススメ!

さて、フィットシャトルハイブリッド以外にも、国産ワゴンにはお買い得なモデルがまだまだあります。ハイブリッドモデルではありませんが、5ナンバーサイズのステーションワゴンという意味では、トヨタのカローラフィールダー(現行型)と日産のウイングロード(現行型)もオススメです。

カローラフィールダーは「ビッグスペースコンパクト」をコンセプトにダウンサイジング。全長を旧型より-60mmの4360mmとして取り回し性能を高めつつ、後席のニースペースを40mm拡大しています。

最大容量は872Lと、フィットシャトルハイブリッドに劣りますが、荷室長が970mm、リアシートを倒した最大荷室長が2025mmと、奥行きの深いパッケージングになっています。

▲アクティブで若々しさを感じさせるデザインが特徴のカローラフィールダー。ダイナミックな印象を与えるサイドシルエットもポイントのひとつです ▲アクティブで若々しさを感じさせるデザインが特徴のカローラフィールダー。ダイナミックな印象を与えるサイドシルエットもポイントのひとつです

ウイングロードは、シートアレンジとラゲージの使い勝手がポイント。リアシートは最大10段階40度までリクライニングできるため、ゆったりくつろげます。

また、リアシートや助手席をラゲージから操作することができ、サーフボードなどの長尺物をスムーズに積むことが可能。ラゲージ後端には腰掛けられる「イージーラゲッジベンチ」を備える他、「ウォッシャブルラゲッジボード」が採用され、汚れものや濡れたものも気楽に積み込むことができます。

▲ウイングロードのエクステリアは「STYLISH&FUNCTIONAL」がテーマ。サイドのキャラクターラインは超高速で移動する流星の残像をイメージしています ▲ウイングロードのエクステリアは「STYLISH&FUNCTIONAL」がテーマ。サイドのキャラクターラインは超高速で移動する流星の残像をイメージしています

両車のボリュームゾーンは、カローラフィールダーが120万~200万円程度。ウイングロードは20万円~70万円程度です。平均車両価格を見ると、カローラフィールダーが約161万円で、ウイングロードが約60万円となっています。

予算を重視するならウイングロード。新しさを求めるならカローラフィールダー。そして燃費の良さや維持費の安さを重視するならフィットシャトルハイブリッドがオススメです。

▼検索条件

ホンダ フィットシャトルハイブリッド&トヨタ カローラフィールダー(現行型)&日産 ウイングロード(現行型)×総額150万円以下×CSA保証対象車
※プランでCSA保証を付けた場合、総額150万円を超える場合があります