車検は細かい規定がたくさん。事前にプロに相談しよう

車は検査項目ごとに細かく基準があるので、それに合致しないと車検に通すことができません。そのため、すでにカスタムされた車を購入するのではなく、自分でドレスアップを行う場合は注意が必要です。

まず、ホイール＆タイヤを替える場合は、ハンドルを真っすぐにしたときに車体および車枠（フェンダー）からはみ出さないサイズを選びましょう。またタイヤサイズを変えるとスピード表示にも影響します。車検ではスピードメーターの誤差は、40km/hを表示した際に、車検場での40km/h（実寸値）の-25%～±0%の範囲と定められています。

また、エアロパーツを付ける場合ですが、鋭い突起などがあるものは車検に通りません。また車高を落とす場合、最低地上高が9cm（ホイールベースなどにより異なりますが、普通乗用車の場合はほとんどがこの数値）以上でないと車検に通りません。 ただし、保安基準の注意事項では地上高を測定する際には、マッドガードなどを除くものとしています。

また、マフラーやエアクリーナーなどの機関系にかかわる部分をいじる場合（これはドレスアップというよりチューニングですが）は、そのパーツが車検対応品であるかどうか確認が必要です。

ほかにも明るいライトなどに交換した場合などにも細かい規定がたくさんあります。いずれにせよ、車検対応であるかどうかパーツ販売店やチューニング＆ドレスアップ専門店のプロにきちんと確認することが大切です。